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近況と、発信のこと


ただいま喫茶店は
なんとなく
冬眠のような期間に突入している。

それをよしとできる今の環境に感謝する。

発信することの意味を
最近よく考える。

誰も私のことを
深くなんて知らなくていいと思う。

それでも、
発信することの意味は。

世界平和を願うようなことに
近い行為なのかもしれない。


 

喫茶店は、来週で
7周年を迎える。

「7年」は、私にとって
何か大きな節目感がある。

シュタイナーの思想とか、昔
勉強したりしていたせいかな。

シュタイナーによると、人は、
7年ごとに新たな成長周期を迎えるとされている。
(たしか)


「節目」というと、
「5」とか「10」とかの数字がよく使われるけど
私にとっては「7」なのだ。

なんだか収まり良く、
区切りがいいのだ。


潮時とするのか。
新たな発展を目指すのか。
ただ淡々と続けるのか。

どれを選んでもいいんだよな。
選択肢があり過ぎるって、案外困る。



私、実はだね
喫茶店を自分の手でコツコツつくりはじめたとき

テーブルや、電灯や、仕切りなど
いろんなものを古民家に取り付けながら

全てのネジを簡単に外せるように
つくったの。

ずっとこの仕事をやるつもりが
なかったから。

いつでも辞められるようにって。

私の望みはただ、
当時7歳と9歳だった瑞稀と鈴と
余裕をもってのんびり暮らしながら
できるだけ楽しく、二人を育てることだった。

その「手段」としての喫茶店だった。


それがさ、いつの間にか
こんなに愛着が湧いてしまって。

関わってくれる人たちの中に
大好きな人が結構できてしまって。


いつの間にか、
たくさんの人の心の拠り所になっていたのが嬉しかった。

何よりも、
私の心の拠り所になってしまっていた。


こんなにのんびりやっているのに無くならない
幸運で、奇妙な喫茶店。

すっかり私は甘えて、頼って、
わがまま言いたい放題で。

それでもまだ、存在してくれている。

ありがとう。



潮時とするのか。
新たな発展を目指すのか。
ただ淡々と続けるのか。

どれを選んでもいい。

ただ、そろそろもう
ふらふらしてないで、
けじめをつけてみたい気もするのだ。

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