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festina lente

昔、自分のことを根暗だと思っていた。
親に、「千秋は暗い」と言われて育ったことが影響していると思う。


だけど大人になって、いろんな人と関係を深めたり離れたり、自分と向き合ったり・・・を繰り返すうちに、なんとなくわかった気がすることがある。

私の暗さなんて、実は、高が知れているということだ。



自分のことを内向的な人間だとは思う。

内側の感情や感覚を、探ったり味わったりするのは子どもの頃から変わらない。(それを一人で楽しんでいたわけだけど、親から見ると何を考えているかわからなくて、「暗い」という判断に至ったんだろうなと思う。)

どれだけ嫌な感情が湧いたとしても、散々ジタバタしたとしても、必ず自力で前向きなところ、笑えるところまで持っていくから、自分は多分、「内向的な根明だ」と考えるようになった。

他の人から見てどうだかは、わからないけれど。

でも娘たちも、私のことを「ジブリの主人公みたい」といったりするから、多分あってるんじゃないかな。と思う。
わかりやすいと思う。とても単純だと思う。真っ直ぐな方、なんだと思う。


私に闇があるとしたって、多分、高が知れている。

覗けるものならどこまでも覗いてみたいけどさ。

多分、浅い。笑


   ✴︎✴︎


昨日も喫茶店を開いた。
喫茶店を開くと、やっぱりいいものだな、と思う。

そんな中でも、時々とても丁寧な言葉を尽くして、心から伝えたいことを、伝えてくれようとする人が現れたりすることがある。

心からの言葉は、あっという間に私の心の真ん中に届く。
心の真ん中がぽちっと優しく刺激されて、温みのある涙で心身が潤い、満たされる。


迷っても腐っても、何度でも「心からの仕事をすること」に、戻ってこれていたんだな。そういう仕事を選んできたんだな。よかった。

そう思わせてもらっている。


これからも、静かにゆっくり、続けていこうね。


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