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そう!それ確かに『気』のせいです!
病院の先生に話したら『気のせい。気にしないこと…』と言われた。
検査でも、どこも悪くないし、あちこちの病院行っていろんな科で見てもらったけど、異常なし。
・・・なのに調子が悪い。なぜ?
もちろん、『検査異常なし』は喜ぶべきこと。では、この不調は何?
その不調、もしかしたら・・・
張って、苦しい・痛い(頭、背中、胸、胃、お腹、肋骨あたりetc.)
のどのあたりに違和感がある
おならが多い
げっぷが多い
異常にイライラする
生理周期が一定しない
こんな症状、もしくはこんな症状も伴っていませんか?
その症状は『張った感じ』や『一定しない』と感じませんか?もしくは『何もしたくない』『感情がマヒしている感じ』ありませんか?
そんな不調なら『気』の巡りの悪さが原因の可能性が大きいです。
漢方ではそれらは『気滞(きたい)』、『気逆(きぎゃく)』、『気鬱(きうつ)』と言って、病的な状態と考え、治療の対象となります。
『気』って何?
西洋医学では『気』は存在しないものですが、
東洋医学では『気』は存在すると考えます。
『気』とは、生命が活動するためのエネルギーのこと。
本来『気は自由に拘束されずに流れている』ものですが、巡りが悪くなると、身体の中でも、風船に空気を閉じ込めたような状態になります。
風船にある程度の空気を入れて触ると(目には見えないけれど)物質として感じることができますよね?病院で診てもらっても、異常なし(何も見えない)けれどノドに何か詰まって苦しい…etc.それは『気』のせいなんです!
ここで大事なのは、漢方では『気にしない』ではなく、『気の治療』を行うことができるということです!自分の中の気の巡りを改善して、滞りを解消していくことでかなり身体が楽に、また、外からのストレスを上手に流せるようになっていきます。(外からのストレスの軽減ができない場合、時間はかかることもありますが…)
気が滞っているあなたは・・・
気の巡りを良くしましょう♪
発散する(話す、歌う、泣く、笑う、深呼吸、ため息、運動etc.)
心を動かす(音楽を聴く、映画鑑賞をするetc.)
身体を動かす(散歩、筋トレ、スキップ、貧乏ゆすり(人のいない所でね)
癒す(自然や動物に触れる、好きな香りを嗅ぐetc.)
ゆるめの服装
リラックスを心がける
気の巡りを良くする、おすすめ食材は・・・
気を巡らせる
:紫蘇、柑橘類、蕎麦、玉ねぎ、ピーマンetc.
気の巡りをスームーズに調節
少しの酸味:柑橘類、イチゴ、etc.
気を降ろす
(気の巡りの悪さが続くと、上昇→げっぷ、しゃっくり、吐き気等)
少しの苦味:かぶ、大根、パセリ、ラディッシュetc.
プラスすると良いもの
精神を安定:春菊、チンゲン菜、あさり、いわしetc.
もちろん気を巡らす漢方薬も多種類ありますが、まずは食事や運動などの生活の改善を重ねるちりつも養生してみませんか?
自分ではどうしようもない時は、とってもいい漢方薬あります。
ひとりひとり体質、症状が違えば合う漢方薬も変わってきます。
その時は、気軽に専門家に漢方相談してみて下さいね。
今回は『気の巡り』のお話でしたが、『気の不足』のある方のお話はまたの機会に!