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料理が好きなのかどうか問題

最近、ぬか漬けを始めた。
きっかけは同じヨガスタジオに来ている人から
キウイ・イチジク・ぶどうのぬか漬けを頂いたことから。
大昔にトライしたことはあったんだけど、
その頃は若かったからか、今になってやっと美味しさがわかる年齢になったのかも。

その人は多分ぬか床から自分で作っていて、
塩分の調整も工夫されているようだったんだけれども、
私は初心者なので密封パックに入ってるすぐに使えるぬか床をネットで買った。
いつも塩麹を作るときに伊勢惣の米麴を愛用しているのだけれども
伊勢惣からぬか床も出ている!そして安い!ということで
ニトリで密閉容器も買って、まずはきゅうりと新生姜、
家にあったドライイチジクとアプリコット。

だんだん楽しくなってきて、
冷蔵庫の中で死にかけていたゴーヤやオクラも。
オクラ、おいしい!豆腐も不思議な味!
スーパーに行ったら、あれもこれもぬか床につっこんでみたくなる。
発酵って不思議だよねえ…。

新生姜、最初は適当に切っていたんだけれども
昨日、お昼ご飯を食べに行った日本茶喫茶店の定食の
盛り付けや食器のセレクトがとてもきれいで
漬物も細かく刻んであって「これは真似しよう!」と思って帰ってきた。
鰺のカレーマリネに入っていた玉ねぎ・セロリ・パプリカも
めっっっちゃ薄かった。あれどうやって切ってたんだろう。
さっそく、新生姜のぬか漬けを細かく切ってみたんだけど
そうすると辛さが和らぐという発見。
チェーン系のカフェで以外、外食は
本当に何か月かに1回するかしないかになってしまっているけれど
こういう発見があるからたまに行くのは勉強になるなと思った。

…では私は料理が好きなのか?という話。
好きなのかな?どうなのかな?よくわからないけれど
「料理好きだから…」と色々と頂いたりもするので
どうやら料理好きということになっている様子。
どうなんだろう…わかんないけど、
料理が嫌いな音楽家は信用しないという信念がなぜかある。
小さい頃は平野レミさんの子供向け料理の本や
海外の子供向けお菓子作りの本を与えられて作ったりもしていた。
母親も食材や調味料にはこだわりのある人だし
「良いところ(≠高いところ)で食事をする機会」は割と与えられていて
「ちゃんとした食器で食事が出る」ということを見て知ったのは
こういうところからかもしれない。
そして今でもなんか変わった料理を作ろうとしたりもするので
私が変な野菜買っちゃうのはこういうところからなのかも。
イギリスに留学した時のホストファザーも料理が好きな人で
ケータリングの事業を自営していたし
台所の壁にはズラッと料理用の包丁が並んでいた。
一緒に見ていたテレビはBake Off(お菓子作りのコンペティション)や
ジェイミー・オリバーの料理番組。
日本に私が帰る時にはハードカバー激重のBake Offの公式料理本を貰った笑
これで「スーツケースの追加料金払おう…」と腹を括った記憶。

じゃあやっぱり私の人生には料理も共にあるんだろうか。
でも食材の切り方とかいい加減だからなー。
インスタ映えするとかしないとか
〇〇マダムのおもてなし料理がどうとか、どーでもいいんで
料理の基本とかを単発で教えてくれるような料理教室があれば行ってみたい。
「今日は千切りといちょう切りです!」みたいな…。
あとは魚の三枚おろしとか。

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