【アスティヤ】不盗を確立した者のところに全ての富が集まる
堅実な義務教育のもと育っている日本国の私達は、道徳(社会的にやって良いこと・悪いこと)の判断がつき、理性を抑えることができる、徳の高い人種だなと思います。
厳しい教育があったことで、日本の秩序や治安はこうして守られているのだなと最近特に感じるようになりました。
街を出たら銃を突きつけられたり、建造物の写真を撮っていたら携帯を手から取っていかれたり、そういうことがほぼ皆無。
財布を落としたら交番に届けられている。
やっぱり、日本ってなんだかんだ言ってすごいです。
今日の本題は、ヨガの八支則ヤマの中の「アスティヤ」について。
アスティヤ=不盗
物を盗まないこと。
日本人全員が必ずしも盗みをしないとは言えませんが、盗んじゃえ!盗んで当たり前!という思考には比較的なりにくい人種ではあると思います。
物を盗まないということなんか、当たり前!と思う人も多いかもしれません。
しかし、この場合の「不盗」は
・アイディアを盗まない
・人の大切な時間を盗まない
ということも同時に言っているのです。
ヨガスートラのとある1ページに書かれている言葉
「不盗を確立した者のところに、全ての富が努力無く集まる」
私最初この言葉に、ズキ〜ンと来ちゃったタイプ。
右向け右が出来る人材
社会に適合する人材
として育てられてきた昭和&超平成初期までの私達は、独創的なアイディアを出すことに少し弱いのではと思ったりもするのですがみなさんはどうでしょう?
(厳密にいうとアイディアは湧いているのだけどそれを堂々と発することができないのかな)
他人の創造性を真似したりしなくても、アイディアを出すことは安心安全であるということを自分に知らせてあげることが大切なのかもしれません。
「自分で1から創造する力」に関するテーマが出てきそうですよね。
また、知らず知らずのうちに人の大切な時間を盗んでしまっているようなことはないでしょうか?
人の時間を盗むのは、「まだ足りない。満たされていない」という心の状態から引き起こされる行為。
忙しい友達を自分から呼び出しておいて、自分の話だけして割り勘で帰る。
なんてこと、やっていない?(←私やってた)
これらのことから言えるのは、
他人から色々なものを奪うことで、自分の時間を奪っている
ということに気づくことが大切。
明日、もしくは今日これからでも遅くない。
アスティヤについて自分に問いかけてみよう。
自分の人生の中に、どんなテーマが浮かんできた?
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ヨガの八支則はヤマから順に行うことが大事だと言われています。
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