【七十二候】霞始靆(かすみ はじめて たなびく)
2021年は今日2/23から「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」」らしいです。
「霞」「始」はよめるけど、「靆」は読めんw
かすみ【霞】
たなびいていて山のふもとなどに白くぼうっと掛かる(普通には春の)霧。
引用:Google「霞 意味」の検索結果(Oxford Languagesの定義)(https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E9%9C%9E%E3%80%80%E6%84%8F%E5%91%B3)
「霞」は「か」とも読めるのね。
春の霧を霞って言うのね。俳句では季語として使われてるようです。
「春がすみ」とかって言いますねー
photoACで「春がすみ」って検索した中に、アイキャッチで使ったこの写真が出てきました。
「もやってる」とか言わずに、「霞がたなびいている」って表現するのが正解なんですねー。ふむふむ。
「霞」に似た言葉に、「霧(きり)」「靄(もや)」がありますが、次の記事に分かりやすくまとまっています。
霧、靄は気象用語だけど、霞はちがうらしい。
霧・靄・霞それぞれの季節感の違いも興味深い!
季語においても、「霞」は春、「霧」は秋に分類されています。
「靄」は単独では季語になっていませんが、「冬靄」「寒靄」などが冬の季語になっています。
【霧】秋
【靄】冬
【霞】春
引用:暮らし歳時記「霧(きり)、靄(もや)、霞(かすみ)の違い」(http://www.i-nekko.jp/chie/2020-022109.html)より
あと、霧・靄・霞それぞれの表現の仕方にも違いがあるようです。
霧、靄、霞の表現
「霧」や「靄」はかかる、立ちこめるなどと表現しますが、「霞」はたなびくといいます。
また、「霧」「靄」は昼夜を問わず使われますが、「霞」は昼間に限られ、夜は「朧(おぼろ)」を用います。「朧月」と呼ばれる春のお月様です。
【霧】~かかる、~立ちこめる。昼夜を問わず使う。
【靄】~かかる、~立ちこめる。昼夜を問わず使う。
【霞】~たなびく。昼間に限られ、夜は「朧」を使う。
引用:暮らし歳時記「霧(きり)、靄(もや)、霞(かすみ)の違い」(http://www.i-nekko.jp/chie/2020-022109.html)より
なるほどねー!
まさに、今日の「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」です。夜は「朧(おぼろ)」なのは、おぼろ月とか言いますもんね。
同じような自然現象でも、季節や昼夜などの違いで、微妙に表現を分ける日本人の感性というか、そ以前に対する敏感さ、素晴らしいです!
現代の日本で、しかも、都会で暮らすと、なかなか同じような感性は研ぎ澄ませないですが、季節の移り変わりや、自然の変化を、できるだけ感じたいものです。
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