愚痴が上手い人はプレゼンも上手い説
誰かに愚痴を話しているときに、
「んーと、それってこうゆう事?」
って話の内容を要約され確認される事ってないですか?
愚痴って自分の中の怒りや悲しみが溢れ、誰かに話さないとどうにかなりそう!って位なテンションで話しますよね。
だけどそんな感情的なテンションの途中に、こんな風に要約されちゃって、確認されちゃうとなんだかテンションが変な感じに…収まるものもなんだか変な収め方になっちゃったり…
私の友人で、すごく愚痴を話すのが上手な人がいます。
愚痴が上手って変な言い方ですが、話を最後まで聞いて思ったことは
「この人、きっと仕事が出来るんだろうなぁ」と。
彼の話し方の特徴は、
①ストーリーの背景やイメージが湧く
②数ある怒りポイントの中でも、どこが怒りの頂点なのかがわかる
③当人ではない、他者のサイドストーリーまで思い浮かべることが出来る
すごく簡潔なんだけれども、話のポイントを聞き手に掬わせるのがとても上手なんです。
何かの説明をする時に、分かりやすい説明が出来る人もいるけれど、そおゆう類の話って、しっかりと物事や対象がはっきりしてるから、聞き手に理解力がさほどなくても話しやすいし、分かりやすい話し方って割と出来たりすると思うんです。
だけど愚痴って、 THE感情 じゃないですか。感情の事を話すって、色々場面が散らかりやすいし、焦点がぶれやすい。当人と他者の、受け入れ方の価値観の差もある。これって、意外に聞き手に上手に伝えるって難しいと思うんです。
誰にでもフラットに伝わり、なおかつ当人に共感も出来る、たかが愚痴がいつの間にか話に、いや話し方に引き込まれる。1つの物語を聞いてるようにさえ思えてくるもんだから、違うジャンルの話も聞きたくなる。
話し方が上手な人って、愚痴が上手い人なのかもと勝手に自分の判断基準をアップデートしました。
皆さんの周りにも愚痴が上手い人、いませんか?
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