出来ることにフォーカスしよう
色々あって今日もちょっとオフラインで多言語を話す機会がありました。
ありました、とか言ってもほんとにちょっとだけで、こんにちは、ありがとう、私は〇〇語をちょっと話します、とか限られたフレーズで話した言語がほとんどでした。ていうか挨拶フレーズしか知らないのに「○○語をちょっと話します」が当たり前のようにその中に入ってるのウケるな😂ちなみに「私は○○語が出来ません」はたいていの場合なんていうか知らないのでそんなことは言えません😂
で、言いたくても言えなかったことも山ほどあったのですが、ここで注目すべきは言えなかったところではなく、言って通じたところです。もう「こんにちは」だけでもいいので「アアッ、通じたアッー!!!」みたいな感じで超!エキサイティン!すると多分脳内にベータエンドルフィンとかなんかそんな類の物質が出るはずです。
丸暗記したフレーズを2つ3つ話すだけでも構いません。とりあえず「話した」⇒「通じた」⇒「ワイ〇〇語話せる」のコンボを決めましょう。ラテン語で言うと"Veni, vidi, vici(来た、見た、勝った)"です。
よく「英語はTOEIC900を取ってからがスタートライン」とか「英検1級を取ってからが本番」とか言う人がいるんですが、スタートラインが遠すぎます。そんなセルフハンディキャッピングみたいな真似してないでさっさとスタートした方が楽しいと思います🤔 ちなみに私はTOEIC790と英検準一級なんでまだスタートラインにも立ってませんが、洋書もニュースも英語で読めますし、英会話もそこそこ出来るようになってしまいました😂なんというフライング
私も過去にたんまり経験あるんで実感として分かるのですが、「基礎をやってから」「英検1級取ってから」とか言うのは単に実践を先延ばしにする口実に過ぎません。実際に話して恥をかきたくない、実際の洋書やニュース記事読んで分からないことが多すぎると心が折れそうだから読みたくない、みたいな心理を最もらしい理由で糊塗しているだけです。他の人はどうか知りませんが、少なくとも過去の私はそうでした。私がプログラミングの求人に中々応募しないのもまだ基礎が身についていないからです😂
で、そんな感じでちょっとだけしか話せない外国語をとりあえず話してみると自分に足りないものが見えてきます。
私は今日、
「何故○○語を勉強しているのか」
「○○に行ったことがあるのか」
「どうやって○○語を勉強しているのか」
などと聞かれてさっぱり答えられなかったので、今度はこれに答える表現を覚えることになります。
「外国語を学ぶのが好きだからこの言語もやっている」
「○○には行ったことがないけど、そのうち行きたいと思っている」
「インターネッツを使って独学している」
等々。これらの表現を覚えておいて、次に機会があったらまた来た見た勝ったして、次に進むわけです。
これは読む場合でも一緒で、例えば教科書の最初の方で冠詞とBe動詞しかやってない言語があったらその言語のニュース記事に突っ込んでみて「うぉおおお、何も分かんねーけど冠詞とbe動詞の現在形だけは分かったアッー!!」みたいなことをやります。そうやって分かるところをちょっとずつ拡げていきます。
重要なのは最初から完璧を期さないことです。ちょっとしたことでいいんで、達成や進歩を喜びましょう。ニュース記事読んでて新しい単語が1つでも理解出来たら、それをノーベル賞受賞と同等に捉えて歓喜してください。試験の点数で他人に評価してもらわないと自分の進歩が感じられないなんてのはあまりにも悲しい話です。自分の成長の舵どりは自分でやりたいところです。
結局のところ、語学というのは基本的には長く続ける以上いつまでも試験に頼るわけにはいきません。実力をよそに示すために時々受けるくらいならいいと思いますが、試験に外国語学習の主導権を丸ごと譲渡してしまうことには私はあまり賛成できません。
オマケ
全然関係ないけど、日本国内で一番使う機会あるヨーロッパ言語はスペイン語とブラジルポルトガル語であるなと今日色んな人と会って思いました。英語除いてワイが一番マシに出来るヨーロッパ言語はドイツ語なんですが、今まで生きてきた中で国内で直接ドイツ語話す機会は今のところ一度もありませんでした🤔