(#13)初めてのハンドドリップコーヒー
カフェの開業を来年に控えるということで、焦って手をつけ始めました。
まずは、カフェの基本、「コーヒー」を淹れてみようと。「コーヒーすら淹れられないなんてカフェじゃねえ!」という第二の自分が叫んでいるので、半年淹れ続け、なんとか納得のできるものに仕上げる算段です。その間、コーヒーセミナーなるものに行ったりすれば、何とかなると祈るしかありません(地方だからコーヒーセミナーあんまりやってない。。。都心に勉強に行くしかないのか)。
まずは、記念すべき初めてのハンドドリップで使用したものたちを紹介します。
こちらが3日ほど前に焦って購入してきた、新入り道具たちです。
・ミル(豆を砕く機械):カリタのKH−10BR
・ドリッパー(粉淹れてお湯注ぐ道具):HARIOのV60透過
・計量スプーン(一杯12グラム):HARIO
・フィルター:HARIO:1〜2杯用
コーヒー豆は、家に常備しているこちらのお豆。本当はコーヒー屋さんで豆も新鮮なものを購入すべき?と頭をよぎりましたが、初めは最初は家にあるものでいいか〜と思ったり(これが失敗だったかもと後に思う)。
作業手順
コーヒーを淹れる手順は至ってシンプルです。
①コーヒー豆を挽く(ミルを使用)
②ドリッパーにフィルターをセットし、挽いた豆を入れる
③お湯を注ぐ
すごくシンプルなのに、YouTubeやネットを見ると、山のように矛盾する考え方や淹れ方が出てきて惑わされます。いろんな方法を試して、自分が納得する手法を定めるしかないようです。
前準備(ミル)
さっそくコーヒーを淹れようと思い立ったものの、ミルの豆の粗さの設定が必要でした。このKARITAのミルは、持ち手等を分解し、ネジを左右に回し微調整することで、粗挽〜中挽〜細挽を設定できます。ミルを購入した店舗で中挽の見本をくれていたのですが、挽きつつ調整するのがややこしくて、難しいです。一度定めてしまえば、今後触る必要はないのですが、初心者には難しいな。。
結局、最大限右に回した状態から、2回転半ほど左回しした位置で定めました。何だか、豆の粗さが定まってない感もあり、初めてだからこんなものなのか?と疑問に思いつつも次の段階へ。。
初めてのドリップへ
一杯分だけ、試しに淹れてみます。
・豆をスプーンに取り(12グラム用で多めなので気持ち減らしました)、ミルに投入。ゴリゴリ回して、無事豆を弾くことができました。
・フィルターをドリップにセットし、お湯をかけてフィルターとドリッパーをあっためた上で(※1)、挽いた豆を淹れ、表面をならす。
・お湯(※2)をドリッパーの豆に流し入れ、しばらく蒸らす(30〜1分要調整)
・規定量までお湯を注いでいく。(3分〜4分/一般的には3分以内論が多いよう)
※1:お湯をかけない派もあるようですね。
※2:お湯の温度も重要なよう。沸騰したケトルを少し置き、直接注ぎました。
以上の工程で淹れた初めてのコーヒー。さっそく飲んでみたところ、、、
「何だか酸味強いし苦味も強い?まずまずなのか、大失敗かも分からない」
という感想です。
普段同じ豆を使い、全工程電動のコーヒーマシーンを使っているのですが、そっちの方が美味しい(飲み慣れているだけ?)。
これから、何度も淹れ続ける中で、ブラッシュアップできるのかな不安。ネットを見ても、いろんな理論があり、自分で試行錯誤することで自分の中の正解を確立する方法しかなさそうです。
反省点
・新鮮なコーヒー豆を使う
圧倒的反省点です。コーヒー豆は焙煎して2週間、挽いて2週間とどこか風の噂で聞いたとこありますが、今回使ったお豆さんは、いつ焙煎されたかすら分からない、スーパーで購入した豆。売れ行きもよろしくないと考えると、むか〜し焙煎された豆かもしれません。普段、全自動の機械で飲むときは美味しく感じていましたが、慣れないハンドドリップだとダイレクトに酸味が伝わってしまいました。スキルを身につけた上で使うなら、美味しいレベルまで持っていけるのかもしれません。新鮮な豆を使ったらどうなるのか、試したいと思います(同じく酸味ばり強い場合は、自分がド下手ということになりますが)。
・計量器(はかり)を用意する
計量器が壊れており数値で測ることができませんでした。測りを用意し、お湯の量を測るなど、見える形記録をつけながら調整しこうと思いました。
・お湯の温度計を用意する
お湯の温度についても様々な提唱があるようで。温度計を用意し、記録しつつ正確に試していきたいと思いました。次は85度で淹れる理論でやってみたい。
・ドリップ専用ポットを用意
今回は、電子ケトル(バルミューダを愛用しています)で直にお湯を注ぎましたが、注ぎ方が安定せず、やりにくかったです。みた感じ、注ぎ口も太くはないし、いけると思ったのですが、自分が下手な故か、ケトルの要因かが分からないため、万全に専用ポットを用意して再チャレンジしたいです。
・サーバーを使う
今回は、マグカップに直接淹れました。これは現段階ではなくてもいいかと思いますが、ゆくゆくはサーバーを使うことを想定すると、練習の段階から、サーバーを使う選択肢もあるなと。優先順位は低めです。
雲行きは怪しいですが、数を重ね、道具も頼りつつ、人に飲ませることのできるコーヒーへ近づきたいと思います。
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