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【繊細さんの本】HSPについて、ふと気になったこと
HSP専門カウンセラーの武田友紀さんが書いた『「繊細さん」の本』を読んだ。
HSPという、アルファベットが3個並んだ聞き慣れない単語は何かというと、
Highly Sensitive Personの略で、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」のことだ。
私自身がHSPかは分からない。
違うかも知れない。でも繊細っぽいところがあるかもって思ったので読んだ。
この本を読んで思ったことを書いていきたい。
生活をラクにする方法を無意識のうちにやってた
繊細なところをもってても日々のストレスを防ぎ生活をラクにする具体的方法が紹介されていたが、既に自分でやっていた。
①刺激から身を守る
繊細さんは五感から受ける刺激に敏感だから、自分が気になる刺激は塞いじゃいましょうって書いてあった。例えば眩しくて光が気になるならアイマスクをしましょう、みたいな感じにするらしい。
私の場合、音がすごく気になる。
家で自分の部屋にいる時、家族のドアの開け閉めや足音とかがめっちゃ気になる。テレビとか話し声は発狂レベルだし、楽器は殺意が湧く。(※嫌いなのは“音”です)
なので、家にいるときはほぼ遮音ヘッドホンをしている。
これがないと本も読めないし寝れない。
「自分でもやってたな」って気づいて思ったけど、五感から受けるストレスに気づいてなくて何も対策してない繊細さんってこの世におるんか?
まぁ、いるから書いてあるんだよね。アセアセ
ちなみに遮音ヘッドホン、かなり優秀である。
音が気になって悩んでる人にはおすすめ。
②会話してる相手と心理的に距離を置く
会話をしていて疲れてしまうときは、アクリル版を通して会話してるイメージを持つといいらしい。相手と境界線を引くことによって疲れにくくなるそうだ。
私も心理的なイメージを使って相手と距離を置いて会話をしている。
苦手な人と話す時、自分の心に流しそうめんの装置を通している。相手から言われた言葉をそうめんにして、右から左に流すのだ。
文章ではわかりにくいと思うのでイメージの絵を描いてみた。
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他人の口から出る言葉を、私はそうめんにしている。
一度は私の心を通過するけど、留まることなく去っていく。
ダメージが少ない分、相手の言葉を真に受け止められず相手に「話聞いてる?」みたいな不信感を抱かせることもある。実際、何度か言われたことがある。
なんとかしなきゃなぁ。
あんま参考にならなかったかも
この本の悪評を書きたいわけでは決してない。それを前提に読んで欲しい。
私が人との関わりで苦労していることは、思ったことを言えないということだ。
でも、私はこの本で紹介されている繊細さんたちとは違って人のことを思いやってるわけではない。
自分のために保守的になってるだけだ。🥺
頼み事ができなかったりするのは、「相手に迷惑がかかる」という気遣いではない。「こう言われたらヤダ」「やり取りするのがめんどくさい」「なんて言っていいか分からない」などなど、こういう思いを抱きながら、ただ現状から逃げたいだけの無責任人間なのだ。
苦手な物事に真剣に向き合えない性格を直した方が良さそうだ。
あと、苦手な人や嫌いな人には自分から近づかないようにしましょうって書いてあったけど、現実そうはできないこともあるよね。
自分に合った仕事につくのも、なかなか勇気と努力がいるよね。
うーーん、、、、。頼れる身内あってこそなのかなぁ…。
気になったこと
私は人との関わりで苦手なことは山ほどある。その中で、この本に書いてない繊細が故の悩みをひとつ思いついた。
わりと真面目に悩んでいる。
けど、書くのやめた。性的な話になってしまう。
この本の中にいっぱい繊細さん出てくるけど、一人も私と同じ悩み持ってる人いないのかな。それはチョー気になる。