SNSの頑張りどころを自覚するまでの話

今、読むと本当に恥ずかしい。
ふわっとした目的でインスタを始めてみた頃に書いた記事。

"迷走しながらも、何か←を確立したい"と、インスタを始めれば、何か道が開けるんじゃないか、そう思っていたんですね。

何事もやってみないとわからないし、やってみて初めてわかることってたくさんあると、常日頃、思っています。

だから、はじめの一歩を踏み出す動機は、
「なんか、楽しそう!」
「みんなやってるから、わたしも!」
で、全然いいと思う。

SNSでの発信も、「なんかみんながやってるからやってみよう」でまず始めてみること、だれかのまねをして発信してみることで、学ぶことも多いと思います。

先日、どうして、あの人は、日常をさらけだす発信ができるのだろう?という、記事を書きました。

みんなやってるからこういうのがいいのかな?ってやってみたけど、違和感あったよって話です。

多分、いつまでも目的が不明確で「みんながやってるから」で、誰だかわからないみんなを追いかけてやってると、疲れる日が来てしまう。

結局、自分にとって、SNSが果たす役割は何なのかを明確にしておく必要があると感じました。

私の場合、イラストを描くので、インスタグラムを始めた時、

「イラストを投稿し続けていれば、イラストのファンができて、たくさんフォローしてもらえるかも…(ワクワク)」

「イラストを投稿し続けていれば、どこかの誰かの目に留まってお仕事が舞い込んでくるかも…(キラキラ)」

とかとか、同じようにイラストを投稿しているアカウントを覗いては、夢や希望を膨らませていました。

でも、現実はそう甘くはないし、その夢や希望を手に入れるにはそれ相応の努力、才能、戦略、知識、スキル、時間、運…まぁいろいろなものが絡み合っているわけです。

それをまざまざと自覚した私は、いや、私にとってインスタって何?と考えてみました。

私の場合は、地域で似顔絵屋さんをしているので、その似顔絵屋さんのことを知ってもらいたい。

ただ、それだけかも…。
うん、それでいい。

「似顔絵屋さんの存在を知ってもらう場所」ただそれだけでいいから、そのために必要なことだけやっていこう。

そう、心に決めるだけでかなり気持ちが楽になりました。

それまでは、インスタでは、あれをすれば閲覧率が上がってどうのこうのとか、リール投稿は必須だとか、ストーリーズは毎日あげましょうだとか、まぁ、わかりやすくいろいろな情報に踊らされてきました。

あれ?私、インスタグラマーになりたいんだっけ?フォロワー何万人もほしいんだっけ?って話です。

そりゃ、たくさんの人に見てもらえるに越した事はないし、そこから広がる世界があるのは百も承知していますが、私の頑張りどころってそこだったっけ?

もっともっと元を辿れば、私は、子育てしながら自分の裁量でできる仕事をしていきたい。

これが私の大きな願いなので、それを叶えるために必要なことをやっていかなければ、現実は変わらない。

じゃあ、インスタはどんな風に活用できる?

そもそも、インスタをやることが私の目的を果たすために最適なことなのか?

SNS以外にも、自分の好きなイラストを活かして仕事をするとなると、クラウドソーシングだとか、ストックイラストだとか…いろいろな選択肢が転がっている時代。

どこで戦うことが自分の目的を果たすことにつながるのか。

戦うフィールド選びから、戦い方まで、目的を見失わず、手段を見誤らないように。

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