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観察脳の鍛え方。 [ 4 ] - 形の構造理解1

形の構造理解 - 果物や野菜のデフォルメ

オブジェクトを3DCGのローポリゴン表示のように単純化(ローポリゴン化)してみる。

必要なもの
・スケッチ用の紙(コピー用紙やクロッキー帳など)
・筆記用具
・野菜や果物を5種類くらい(できるだけまとまった形が望ましい)

このnoteの趣旨や目次は[ はじめに ]をお読みください

目的

・現実のオブジェクトを単純化するために、オブジェクトのもつ特性をどのように発見するかを考える。
・観察により得た多くの情報を、取捨選択することによって特性を絞り込むことを体験する。

作業に関して

最初にどうやって単純するかというのを、Googleで検索したローポリゴン3DCGなどの画像を交えて説明する。

作業のコツとして、何角形なのかを考えるとわかりやすいことなどを伝える。

実際の授業はこのようにホワイトボードに描いて説明した。

いろいろなオブジェクトを単純化することで、形の特性を見つける力をつけることを説明する。
また、うまくいかない形があったら、他の形をやってから再挑戦するとうまくいくことがあるなどの話もする。

提出

単純化したさまざまな形のなかで、一番うまく描けた形を提出する。

学生によるピーマンの単純化。

右の生徒作品は残念ながら、立体の概念がうすいので面がまだ理解できていないが、形の面白さなどの良いところに注目する。
左の生徒作品は立体感を非常に強く感じ、特徴の捉え方もよくできているが、まだ複雑すぎるのでさらなる単純化が求められる。

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