観察脳の鍛え方。 [ 3 ] - 色彩表現2
色彩表現 - 人の顔
色彩表現1を踏まえた上で、今回は顔のパーツの単純化にトライする。複数人いる場合は隣同士の顔を対象とする。
目的
色彩表現1ではシンプルな形から想像により形をつくったが、今回は逆に複雑な形を単純な形に置き換えてみることで、視覚情報の選別を体験する。
観察する
まずは人の顔をよく観察し、パーツごとにラフスケッチでシンプルな形にしてみる。目は四角が良いか三角のほうがいいのか、試しに描いてみてより似ている方を使う。
画用紙に描く
顔のパーツの形は丸・三角・四角の3つ形のみで構成すること。半円や多角形は認められないが、3つ形を変形することは可能。
色彩表現1の時と同じく線はクレヨンで描き、塗りは水彩絵の具で行う。また、隣同士のエリアを同じ色にしないことも引き続きルールとする。
講評
最後に並べて他人の作品の鑑賞を行う。講師はできるだけ絵の良いところを対話形式で紹介するようにする。