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観察脳の鍛え方。 [ 6 ] - 鉛筆デッサン2

鉛筆デッサン - りんご

[4]で行った単純な形をベースとした、鉛筆デッサンを体験する。自分の考えではある程度の年齢の生徒には、実際に試してみてから考えよう、ではなく先に説明することが大事だと考えているので先に描き方の解説をする。

必要なもの
・スケッチ用の紙(コピー用紙やクロッキー帳など)
・素描用鉛筆(2B)
・練り消し
・ティッシュ
・りんご(2~3人に一つくらい)

このnoteの趣旨や目次は[ はじめに ]をお読みください

目的

・前回でおこなった、形の構造を理解することの応用。
・シンプルな形からさらに観察してから、さらに細かいディテールまで観察することでリアリティが生まれることを理解する。

形の取り方の説明

鉛筆デッサンでの形の取り方を説明する。前回の様にまずはよく観察して、単純な形を考える。そしてその形を実際には直線を使わずに描くこと、そして面ごとの陰影のつき方などを解説する。


実際に描く

生徒は鉛筆のこの様な持ち方に慣れていないので、とにかく力を抜いて強く押しつけないように指導する。

また、鉛筆を削っている生徒には細心の注意をはらい、削り方が間違っていないか、間違っていたらなぜ危険なのかを都度説明する。

鉛筆のストロークは単純化した形の面にそって塗る様に描くように、特に付け根の部分は内側に入り込む様に線を重ねるなど、上手に描くコツを最初から教える。

最後に

自分のこの方法だと「描き方」を教えてしまうので、生徒の作品間にはそこまで大きな差は出にくい。

実際に自分で描いたものがそれなりに見えると、生徒の満足感はあがる。

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