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さらりとしたホワイトソースで作るズッキーニのグラタン

日本はまだまだ暑い日が続いているみたいですが、ブリュッセルはすっかり涼しくなり秋の気配がしています。夏の間は作る気が起きなかったグラタンも、我が家の食卓に戻ってきました。
ベルギーでグラタンといえば、チコリのグラタンが定番です。半分に切って茹でたチコリに生ハムかベーコンを巻いてホワイトソースとチーズをかけて焼くだけのシンプルな料理ですが、とっても美味しくて私も夫も大好きです。

ベルギーではチコリは一年中手に入れることができますが、夏のチコリは小さくてあまり状態が良くないことが多いです。調べてみたところ、旬は10月から4月で、その時期は土耕栽培のものが売られているみたいです。それ以外の季節は水耕栽培のものだそう。グラタンには大きくて立派なチコリを使いたいので、チコリのグラタンはもうしばらく待たないといけないですね。

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チコリ。今回は使いません。

今回はチコリの代わりにズッキーニで作るグラタンです。チコリとはまた違った美味しさでおすすめです。
私の作るグラタンは、さらりとしたホワイトソースが特徴です。牛乳だけでなくコンソメスープを加えることで、粘度を下げて味もあっさりさせています。コンソメスープはお好きなもので。私は茅乃舎の野菜だしを愛用しています。(日本に帰ったときにまとめ買いしています)

作り方

<材料(2人分)>
ズッキーニ    1本(200gくらい)
豚バラ肉の塩漬け 4枚(パンチェッタ、生ハム、ベーコンでもOK)
シュレッドチーズ 好きなだけ
胡椒       適量

ホワイトソース
バター     15g
小麦粉     15g
牛乳      150g
コンソメスープ 50~100ml
塩       ひとつまみ

1. ズッキーニは半分に切った後、縦に6枚にスライスする。沸騰したお湯で1~2分さっと茹でる。キッチンペーパーの上にとり水気を切る。

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2. ホワイトソースを作る。小鍋にバターを溶かし、小麦粉を加える。へらで良くかき混ぜながら加熱するといったん粘り気が出る。さらに混ぜながら加熱するとさらっとしてくるので、そのタイミングで牛乳を少しずつ加えていく。その都度良く混ぜる。焦がさないように常に弱火~中火で。

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バターが溶けたら小麦粉をバサッと加え、すぐに混ぜます。

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混ぜながら加熱していると、液体の粘度が下がってさらっとしてきます。見た目はこんな感じ。ここで牛乳を加えます。

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牛乳を加えると最初はぽろぽろとした状態になり、根気よく混ぜながら牛乳を加えていくと次第にペースト状になります。ペーストになじませるような感じで少しずつ牛乳を加えていきます。

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牛乳を全量加えたところ。滑らかなクリーム状になりました。

3. コンソメスープを少しずつ加え、その都度よく混ぜる。好みの固さになるまで加える。塩で味を調える。

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私はできるかぎりさらりとしたソースにしたいので、スープは100ml加えています。これ以上入れると分離するかも…くらいの量なので、これ以上はおすすめしません。好みで加える量を調節してください。

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できあがり。さらさらです。

4. グラタン皿にオリーブオイルをひき、茹でたズッキーニを並べる。

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この日は冷蔵庫に半端に余っていたズッキーニ1.5本分で作っています。

5. それぞれのズッキーニの上に半分に切った豚バラの塩漬けを重ね、黒胡椒をふる。ホワイトソースを重ねる。更にズッキーニ→豚バラ→黒胡椒→ホワイトソース→ズッキーニと重ねて、最後に全体にホワイトソースをかける。シュレッドチーズをかける。

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6. 200℃のオーブンで25分焼く。チーズが美味しそうに焼けたらできあがり。

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焼き時間は使用するオーブンによって調節してください。

できあがり

チーズがこんがり、美味しそうに焼けました。

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ズッキーニはどんな味付けにも合いますね。
器に残ったソースは、バゲットで拭って食べると美味しいです。


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