Google翻訳よりも使える息子
オーストラリアに移住してきて、13年目。日本人美容師夫婦と8歳、6歳、1歳の男の子のママこと、モンブランです。
久しぶりの通勤時間。家から歩いて15分とトラム(路面電車)で10分場所にあるお店。
電話鳴りやまない。
電話置いた瞬間、また次が鳴る。
予約管理がすべて、パソコンになって昨日教えてもらったばっかりなので、あたふた、あたふた。
エンター押してもページが変わらない!次々にかかってくる電話。あっという間に2時間が過ぎてしまった。
ケンちゃんはおもちゃで遊んだり、iPadで動画をみたり、おやつを食べたりしていました。
電話でいっぱいいっぱいになり、ケンちゃんまで手が回らなかったですが、どうにか12時半までお手伝いしてきました。
私は2年ぶりの接客。2年間は、専業主婦で、3か月前から旦那が家にいて家事や、育児は協力してくれていました。
私の家事は3か月間、半分になりました。
子供の送り迎え、洗濯をたたむ、末っ子のお世話、洗い物全てパパの担当。
それが180度いや、360度生活が変わった。
子供たちの学校の送り迎え、お店の電話対応、家事は一人でこなし、7時まではワンオペ。
私、大丈夫か??疲れすぎてヤバい…
運動不足なのか、歳のせいなのかどちらだろうか?
今日からオープンして、来月の5日まで予約がいっぱい。
一気に繁盛店になってしまった。
週2~3日だけ手伝いに行こう。
私、13年目にしてやっと、電話でお客さんが言っていることが、100%理解できるようになり、自分の伝えたいことが100%言えるようになりました。
ここまで来るのに13年かかりました。
13年前電話は時限爆弾だった。鳴って私しかいないとき、とりあえず出ます。爆弾は赤か青の線をどちらかを切れば止まりますが、電話は止まりません。お客さんの言っている英語が理解できればいいのですが、理解できないときは誰かに助けを求めて電話をかわってもらいます。
たまにこの電話、本当に爆発するときがあります。予約ミスで同じ時間に2人来たり、来なかったり、カットのはずがカットとカラーで予約した。などの電話対応ミス。
お客さんには、迷惑をかけるし、スタイリストには負担をかけるし、本当に予約ミスはしてはいけない。
だからこそ、予約の電話対応は大事。
その大事な仕事を今日は担当した。
今日電話対応をしてみて気づいたことがある。
前までは理解するのに必死で伝えたいことを言うので精一杯だったけど、電話でアドバイスしたり電話ならではのサービスを心がけたりと。電話で接客しようと。
英語が話せるようになり、気づいたことだった。
私は、13年住んでやっと英語が話せるようになった。
住んでるだけではしゃべれない、しかし13年住めば英語はしゃべれるようになる。だから、もし英語を海外で学びたい人は早く行くべきだ。
しかし、子供はすごいよ!
4か月間学校に行っていなくて、「久しぶりの学校どうだった?」と長男たっつーに聞くと、「楽しかった。」「英語は理解できた?先生の言ってること全部わかった?」「うん。」
そうなの!?
この人すべて理解できてるんだーと思った。
他にも「今から言うこと、英語に直して?」っていうと、英語に訳してくれる。逆に英文を読み上げて「これ日本語でなんていうの?」というと日本語に訳してくれる。
「これ英語で聞いてきて?」と言うと、英語に訳して聞きに行ってくれる。レストランでも公園でも彼ら達は、英語で不自由をしていない。
学校のお知らせなど読んで理解するのめんどくさいので、Google翻訳を使ってコピペをするんですが、たまに意味不明な日本語になって使えない…
使えるのは息子。
たっつーにメールを見せて「なんて書いてる?」「こうなんだって」と日本語に翻訳してくれる。たまに知らない単語があって、「わからない」というときもあるけど、そんなときは単語を調べるとなんとなく意味は理解できる。
私は、単語がわからないのもあるけど、語順も日本語と違うので混乱します。
子どもの脳はどうなってんだろうね。
本当に不思議だね。
きっとこの謎は一生かかっても解けない気がする。
ケンちゃんも電話を耳にあてて「ハロ」という。
どこで覚えたんだ?
電話はもしもしだろうー!!
私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。