フランスの村の子育てに見る古き良き時代
昨日は娘の小学校入学でした。
3年前に入学したお兄ちゃんとともに、元気に校門に入っていく姿を見て、ホッとするやら寂しいやら・・・色んな感情が湧き上がってきました。
アムールの国といわれるフランスでは、子どもへの愛情表現がとても豊かで、校門へ入って行く新1年生になった我が子に対し・・・
「素敵な1日をね、私のアムール」
「頑張ってね、私の宝」
ぶっちゅーーーーー
と、朝から濃厚なシーンが繰り広げられていました。
塩醤油な私も、この10年ですっかり鍛えられ、我が子たちにぶっちゅーしてお別れ。
校門を後にして歩き出すこと1分・・・
2ヵ月間と長い長い夏休みを終え、久々に味わう「1人時間」に・・・
むくむくとワクワク心となまけ心が湧きだし、早速手抜きランチを楽しみましたΨ(*¯ч¯*)''モグモグ
さて、周りに日本人もほとんどいない海外での子育て、育児ノイローゼになるんじゃなかろうか・・・・とドキドキしたものですが、ここでは「村中のみんな」が「親戚のおじちゃん、おばちゃん」みたいな感じで、特に小さい頃は何かと助けてもらいました。
私が住むのは南フランスの観光地の旧市街。
大学のキャンバスの様に、敷地内にパン屋さんもレストランもクリニックも揃ってる、というような感じのところです。
1歩外に出ると、顔見知りがあちらこちらに居て、特に子ども達が小さい頃はご近所のレストランやカフェの方々がおやつをくれたり、育児のアドバイスをくれたり、とても暖かいサポートをたくさんいただきました。
隣に誰が住んでるかもわからない、という世界が広がる世の中で、こういう環境というのは、とても貴重で有難いものです。
(急いでる時にお喋り好きなマダムが目先にいたら別の道を選びますけどね・・・汗)
近所のみんなが子どもたちの名前を知ってくれている安心。
成長を見守ってくれてる安心。
きっと、昔の日本もこんな感じだったのではないかな?そう思います。
今は世界が色んな問題の中にいて、争いが絶えませんが、こんな温かい人と人の繋がりを持っていたら、争いは減っていくのではないか・・・
そんなことを子育てを通じて感じたのでした。