参加者の47%をリピートさせた、まち歩きガイドがやった、たった一つのこと
コロナ禍の影響で、観光業界が喘いでいます。
いえ、喘いでいるのは、観光業界だけではなく、飲食を中心としたすべての「まちなか」のお店なのではないでしょうか?
私はこれまでに、「まちなか」で商売をするお店の方や、観光企画を作る方が重要視しておいたほうがいいキーワードをいくつか記事で述べてきましたが、今回は、たぶん、今最も必要性が高まっている「リピート」を実現する方法を一つ述べます。
正確には、「実現した」という過去形になります。
つまり事実として、あるまちあるきのツアーに参加した客のうち、実に47.3%がその日の晩にもう一度そのお店に行って飲食をしているのです。
以下、その内容と、そのためにまち歩きのガイドがやった、たった一つのことを紹介しましょう。
場所は、九州のある県の県庁所在地の中心市街地。
舞台は、県庁に続く商店街と神社の間の500メートルほどの地域です。
このまちで地元の観光協会は
夜のまちあるきツアーを企画しました。
このまちあるきツアーは、地元に伝わる伝説などを面白おかしくガイドが聞かせ、
大変な人気となり、シリーズものとして2年にわたり、100回以上実施されました。
主催の観光協会としては、その有料ツアーに参加していただくだけではなくて、その後にぜひ、付近のお店で食事などをしてもらいたい。
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