乙巳の始まり〜立春〜
今朝は二十四節気の立春。
朝から「立春大吉」のお札を飾り、
新しい季節の訪れを感じています。
2025年は乙巳年、まるで蛇が脱皮するように古い殻を脱ぎ捨て、
新しい自分へと生まれ変わる年
ともいわれています。
昔から日本人は、この日を特別な
一日として大切にしてきました。
厳しい寒さの中にも、
確かな春の気配
を感じる大切な節目の日です。
これから春は、美しい移ろいを見せながら進んでいきます。
2月18日の雨水では冬の氷が
溶け始め、
3月5日の啓蟄では冬眠していた生き物が目覚めます。
そして3月20日の春分では、
昼と夜の長さが同じになり、
その後は陽の時間が少しずつ
長くなっていきます。
この頃になると
桜が咲きほこり春の訪れを五感で味わえます。
4月4日の清明では春の清らかな
気配が満ち、
4月20日の穀雨では恵みの春雨が
降り注ぎます。
二十四節気は、このように春の訪れを丁寧に教えてくれます。
今は寒波の厳しい時期ですが、
この後には確かな
春が待っています。
乙巳年は夏の始まりに咲く草花。
健気でたくましい生命力
に導かれ、素晴らしい一年になることを願っています。
どうぞ皆様、今週は最強の寒波が日本中を覆う予想がでています。
暖かくしてお過ごしください