チェリー未実

noteにて私見を公開しております。私は全知全能ではなく全てにおいての専門家でもございませんので、時には失言、誤発信等の恐れがありますことをあらかじめご了承いただきたく存じます。

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マガジン

  • 鼻もちならない女たち

    SNSが流行する現代、さまざまな論争がネット上で毎日のように繰り広げられている。特に男女間の言い争いはネタが尽きることがない。一方的な言いがかりや他者への配慮にかけた偏見にまみれた論争を本著では女のサガを着眼点として読み解いていく。

最近の記事

『鼻もちならない女たち』 Ⅱ 家事育児、仕事 1 女のキャリアと体は誰のものか

 先日、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に再選された。その直後に”your body, my choice”というフレーズが全世界的に出回った。女性の身体の選択は男が握っているという意味のこの言葉は女性達に危機感を抱かせた。  一方、トランプ氏はLGBT政策については反対派で「女子スポーツから男性を締め出す」という内容の主張をした。女の敵なのか味方なのか正直判断がつきにくいところではある。  日本でも「これはSFで~」と前置きして女性の大学進学禁止、30歳までに産まな

¥150〜
割引あり
    • 『鼻もちならない女たち』 Ⅰ クソフェミ論争 2 女性専用スペース問題(ジェンダーレストイレ、公衆浴場、女性用下着売り場)

       この問題で最も不思議なことはLGBTのうち身体は男性で心が女性の人ばかり論点に上がりがちな点だ。考えてみたが、性別で利用できる人が分けられたスペースでは女性の身の安全が脅かされやすいからだと思う。  トイレの個室などの人目につきにくい場所に連れ込まれて性的暴行に遭う被害は男性より女性の方がリスクが高い。「そんなの一発やらせれば気が済む」とのたまう人間もいるが、女性の意思決定権を侵害する発言であり、犯罪を助長し、さらなる被害者を増やす遠因になりかねない。望まぬ妊娠、精神的な

      ¥300
      • 「避難所での生理用ナプキン問題」の章の有料エリアを短くしました。要旨だけでも気になる方はどうぞ

        • 『鼻もちならない女たち』 Ⅰ クソフェミ論争 1 避難所での生理用ナプキン問題

           フェミニズムとは主に女性の権利を守るために始まった運動だ。社会で不当な扱いを受ける女性を助けるためにある。そうした活動をする人を男女問わずフェミニストと呼ぶ。フェミニストとしての活動や発言は女性の権利を守るための尊い奉仕活動なのだが、SNSでは女性の味方をするような発言をする人をクソフェミと呼んでイジリの対象にすることが多い。  これまでSNSで議題に上がってきたフェミニズムのトピックで筆者が特に印象に残っているのは以下の通りだ。避難所での生理用ナプキン問題、ジェンダーレ

          ¥150〜
          割引あり
        • 『鼻もちならない女たち』 Ⅱ 家事育児、仕事 1 女のキャリアと体は誰のものか

          ¥150〜
        • 『鼻もちならない女たち』 Ⅰ クソフェミ論争 2 女性専用スペース問題(ジェンダーレストイレ、公衆浴場、女性用下着売り場)

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        • 「避難所での生理用ナプキン問題」の章の有料エリアを短くしました。要旨だけでも気になる方はどうぞ

        • 『鼻もちならない女たち』 Ⅰ クソフェミ論争 1 避難所での生理用ナプキン問題

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        • 鼻もちならない女たち
          4本

        記事

          『鼻もちならない女たち』 Ⅰ はじめに

           昨今、SNSの普及により全世界の人々が顔も名前も知らない誰かといつでも交流することができるようになった。それは画期的な進歩であったが、長年にわたりSNSを続けていると、世の中には決して相容れない価値観を持つ人物もいるのだという考えに至ることもしばしばある。大抵の場合は“クソリプは即ブロ”で済むが、粘着されて別のアカウントを作って何度もクソリプを飛ばされた日には堪ったものではない。  一方、筆者はSNS歴およそ15年で、古参と言えなくもない年齢に差し掛かってきたのであるが、

          『鼻もちならない女たち』 Ⅰ はじめに