大好きな5人に、大きな感謝を。
私は、嵐のファンだった。
だった、というのは語弊があるかもしれない。今でも嵐の五人は、わたしにとってのヒーローで、変わらず彼らのことが好きで尊敬しているから。
初めて嵐を知ったきっかけは、小学生の頃。家が近くて仲の良かった友達が、嵐の大ファンだったから。その友達は、お母さんも嵐ファンで、塾の行き帰りで車に乗せてもらうと、いつも嵐の曲が流れていた。そのなかでも、truthがお気に入りだった。詳しい経緯は忘れてしまったけど、気づけばわたしは大野くんに夢中でした。
中学校に入ると、ファンクラブにも入った。その時期は、彼らのレギュラー番組を観ることはもちろん、メンバーの誰かがドラマや映画に出演すれば原作の本まで買って読むくらいだった。雑誌のインタビュー記事を友達にもらったりもして。好きな言葉はノートに書いてまとめてみたり。
高校生のとき、LOVEというコンサートに当選し、席はまさかのアリーナ、しかもオーラス。友達二人と叫びまくりました。すぐ目の前のステージを颯爽と歩く五人の姿をみて、本当に嵐って存在するんだと思いました。すっごくすっごく楽しかった。
今、その頃を振り返って思うのは、
どんな形であれ、人を好きになることで、
自分がいる世界はさらに広がってゆく。
ということ。
大野くんや嵐のみんなが大好きだったから、彼らの背を追っていくうちに、彼らを通してまた素敵な人やたくさんの音楽、生き方、考え方を知りました。
自分はどういう人になっていきたいのか、考えるきっかけをくれたのは、
間違いなく嵐でした。
これまで、わたしが自分のやりたいことを叶えられてきたと思えるのは、
どんな時も楽しむこと
相手も自分も、お互いを尊敬し合うこと
努力を惜しまないこと
好きなことをしていくためには、好きなことだけをしているだけではいけない
ということを、
身をもって教えてくれたあの五人がいたから。
大学生になり、少し離れてしまった今でも、辛いとき、自分と向き合うのが怖いとき、嵐の番組とか、動画を観ると元気をもらえます。
嵐って、ずっと、楽しそうなわちゃわちゃした空気感が全然変わらない。
観る人を楽しませてくれる。お腹が痛くなるほど笑わせてくれる。
ここでは語れませんが、本当面白すぎる場面がたくさんあります(笑)
悲しくて泣いてた自分が、気づけば笑いすぎて泣いている。
そうすることで、少しだけ今の自分を忘れることができた。
特にひどく自分が落ち込んでいた時期が大学生のときにあったのだけど、
そのときはよく、嵐のドキュメンタリーとかメイキングとか、
キラキラした表舞台の裏側に密着したものを観た。
すっごく当たり前のことだけど、夢中になっていた中高生の頃の自分は、キラキラしたステージにいて、わちゃわちゃしている嵐の五人の姿しかみていなかったから、きっと全部楽しくて、人生パーフェクトなんだろうなあと思ってしまっていた。ステージの外の彼らの姿を見て、すぐにそれは間違いだと気づいた。
こんなにも、人を楽しませてくれるものは、彼らが見えないところで、汗水流して努力し続けているところから生まれている。それはこうして、裏側を見せてくれない限り誰も知り得ないことで、想像すらできない、本人たちにしか分からない苦悩があることを知った。彼らだって、同じ人間である。
今、少し距離を置いて嵐をみていても、
本当に色々なことを考えさせられるし、こういう大人になりたい、
と素直に思う。これからも、嵐の五人は、わたしのヒーローだ。
そんなヒーローたちが、
活動休止すると聞いたときはびっくりしました。
でも、そんな、たくさんの人の人生を揺るがすような大きな決断をしても、
それを発表する記者会見の様子でも、
また、休止を発表しても、変わらず新しいことに挑戦し続けるその姿をみると、
「良かった、嵐はずっと嵐だ」
と少しほっとした自分がいました。
やっぱり、ずっと大好きです。
本人たちに届くことはなくても、ここから、名一杯の感謝の思いを。嵐でいてくれて、本当に本当にありがとう。これからもずっとずっと応援しています。