【つぶやき】30代の主張~自分の花を新たな土に咲かせる~
ひとつ前の記事で上記の言葉を綴った。
そんなことを考えていたら
野島伸司さん作の『未成年』というドラマが
頭に浮かんだ。
タイムリーの放送の記憶はないが
野島作品が大好きな私は大人になってから
この作品を見た。
最終回、
「学校へ行こう」でおなじみ、
『未成年の主張』の元となっている
いしだ壱成さん演じる戸川博人が学校の屋上から
自分の思いをぶちまけるシーンがある。
未成年の主張のように
「なぁに~」という掛け声があるようなものではなく
それはそれは熱い。
(著作権NGかとも思うがYOUTUBEで
「未成年 最終回」で検索すると出てくる。)
その台詞を文字起こししていたサイトがあったので
コピーさせていただく。
私も自分が生まれてきた意味を問う。
私も自分の存在価値を考える。
その答えは出ない。
もっと社会で認められたい。
もっと会社の役に立ちたい。
もっと友人たちを喜ばせたい。
できれば同期のあの人と同じ位は評価して欲しい。
できればあの友人のように幸せな家庭を持ちたい。
できれば同世代の人より若く見られたい。
そのどの気持ちも
自分を他人と比べているから生まれ、
埋まらない不安に不満をこぼす。
ただひとつこの主張と違うのは
他人が流されたときに
意外と私は助けの手を差し伸べてしまう。
そして
助けた相手は助かったとわかると
ぬるっと手を離してとっとと行ってしまう。
中島みゆきさんが『宙船』で
「おまえが消えて喜ぶ者に
おまえのオールをまかせるな」と歌っているのは
最もだなと思ったりもするが
また同じことをしてしまう自分。
綺麗な話に聞こえるかもしれないが、
ただのお人好しなだけで
ただの都合の良い人になっているので
自分でも改善ししなければいけないと思っている。
こんなただのお人好しは
改めて『未成年』の
というセリフを実行しようかなと思う。
人と比べることと
違和感を感じるものからも
そっと離れる。
そして自分の足元を感じ、
広がる空に素直になろうと。
お人好しで取り越し苦労が多い私には
それは不安だ。
0か100しかない性格でもあるので
慎重に30くらいから始められることを。
夏くらいまでに
今とは違う気持ちという土に
なにか花を咲かせられてたら
いいな。
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