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髪を失くして得たもの
こんばんは、ちゃみです。
突然ですが、私は髪の毛が全部抜けたことがあります。
それは28歳の頃、航空会社で勤めていた時です。
慣れない仕事とパワハラ上司がいる強烈な環境だったので、自分が想像していた以上にストレスがかかっていたのだと思います。
最初は円形脱毛でしたが、脱毛の範囲はどんどん広がり、最終的には全頭の髪の毛が抜けました。
自己免疫疾患による全頭型脱毛症でした。
当時はもちろんショックでした。
ですが、髪を失った代わりに得たものがあったのです。
それは、「違う自分に出会える」ということです。
髪の毛が抜け始めてから、私はウィッグを使っていました。
ウィッグなんて使ったこともなかったので、最初は抵抗があったことは事実です。
ですが、残念ながら私はツルツルの頭で外に出る勇気がなかったので、ウィッグを付けるという選択肢しかありませんでした。
そこで、いろんなウィッグを探し始めたのですが、探し始めたら楽しくなってきました。
なぜなら、ウィッグであればいろんな髪型を自由に楽しめるからです。
そう、いつもと違う自分になれる気がしたのです。
様々なメーカーのウィッグを試してみました。CMで紹介されているような大手メーカーもトライしてみたのですが、デザインが垢抜けておらず、高価な割に見た目が不自然でした(笑)
なので、最終的に私はリネアストリアのウィッグに落ち着きました。
お手頃なのに見た目も自然でとっても可愛いからです。
最初にウィッグを試した時はドキドキでしたが、周りからは好評で「新しい髪型かわいいね」と言われたのが嬉しかったです(おそらくウィッグとはバレてなかったはず?!)。
そして、ウィッグを付けるようになってから、髪があった頃には試さなかったような髪型にも挑戦できるようになりました。
例えば、平日はボブのウィッグをして、週末はストレートのロングヘアやカールヘアなどです。
しかも、地毛だと簡単にカラーを変えることはできませんが、ウィッグだと簡単にできてしまいます。普段は暗めのブラウンだけど、週末は明るめのミルクティーブラウンというように。
もちろんウィッグでは旅行の時にそのままお風呂に入れないし、海にも行けません( ;∀;)
ディズニーランドでジェットコースターに乗った時は、飛ばされそうになるウィッグを押さえるのに必死でした(゚o゚;;
ですが、ウィッグがあることで「いつもと違う自分を発見できる」ようになり、日々前向きに過ごせるようになりました。
髪の毛が抜けたのは辛い経験でしたが、ウィッグで新しい自分に出会えてワクワクできたことは貴重な経験だったと思います。
現在は完治し髪は生えてきたので地毛で生活しています。
それでも、私を救ってくれたあの頃のウィッグは大切に保管してあります。
久しぶりにファッションとしてウィッグを付けてみようかな?と思う、今日この頃です。
以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました(*^^*)