【2022 宿泊&旅行記 vol.4】フランス④ ハプニング総集編
2022年12月
彼とクリスマスマーケットを巡ったフランス3都市周遊旅。
本当に楽しかったし貴重な経験でしたが、旅にはトラブルがつきものです。
実際、この旅でも沢山のハプニングが…。
どうかこの記事を反面教師にしてください😂
cherichanは来週末からヨーロッパに行くので、段取り良く行けるよう復習しておきます。
フランクフルト国際空港で猛ダッシュ
学び
→トランジットは十分すぎるくらい余裕を持っておこう。フランクフルトでの乗り継ぎは特に。
3都市周遊旅のスタートはパリ。
普段よりも早めに仕事を切り上げ、深夜便でフランクフルトに向かいます。
フランクフルト空港が広いと言うのは把握済みだったので、もともと90分弱あったトランジットも若干不安に感じていました。
しかしなんと、フランクフルト行きの便が30分ほど遅延すると空港で告げられたのです。
トランジットが1時間未満となった私たちは不安を抱えながら機内へ…。
ヨーロッパでの乗り継ぎで気をつけなければならないのが「シェンゲン協定」。
この協定に加盟している国間の乗り継ぎでは、最初の到着地で入国審査を通らなければなりません。
今回cherichan達はフランクフルト空港で荷物検査をくぐり、入国審査も通過しないといけないのです。
フランクフルトに着陸し、地上係員に「走って!」と急かされ、まずは小走りで荷物検査へ。
そして案の定、長蛇の列が…。
ここで注意したいのが、日本みたいに「時間ないので先に…」という融通は聞きません。
何とか荷物検査を終え、次は入国審査。
ドイツ人はとてもゆったりお仕事をされる方が多いのでここも心配でしたが、案外スムーズに進み、審査通過時点で出発時刻まで残り10分ちょっと。
長距離路線の発着地であるZゲートから欧州内路線の発着地であるAゲートへ。
この道のりが非常に長く(感じただけかも)、ほぼ持久走状態。
持久力のないcherichanは置いて、とりあえず彼に先にダッシュしてもらう作戦に。
やっとのことで搭乗口に到着し、機内に滑り込みました。
搭乗口のスタッフさんがニコニコ待っててくれてなんか泣きそうになりました。
機内で息を整え、パリ観光に備えるのでした…。
地下鉄が突然の運休!列車に遅れる…!?
学び
→移動手段は複数想定しておこう。
無事にパリを楽しむことができ、次は列車でストラスブールへ向かいます。
事前にチケットを予約し、座席指定も完了。
出発時刻に余裕を持って駅に着けるよう地下鉄に乗ります。
しかしここでトラブル発生。
海外あるあるですが、地下鉄が突然運休に。
目的地まではあとちょっとなのに!
歩けなくもないが、早歩きでギリギリ間に合うか、くらいの温度感。
とりあえず地上に出てタクシーを捕まえようとしますが、短距離利用のお客さんは儲からないからか、空いていても全然乗せてくれません。
何とかタクシーを捕まえることができ(運転手さんは超ご機嫌斜めで乗せてくれた)、駅のロータリーに着いたのが出発3分前。
大きなキャリーを抱えて駅構内を猛ダッシュです。
そして列車に滑り込み、ストラスブールへと移動を開始したのでした。
間に合って本当に良かった…!
たったの1駅、降り過ごす
学び
→海外の公共交通機関に乗るときは現在地を常に気にかけておこう
ストラスブールからニースへ移動する日。
まずは電車でストラスブールの空港へ向かいます。
海外の電車って日本みたいに「〇〇駅に着きました」みたいなアナウンスはないことが多く、たったの1駅だったので気をつけないとと思っていました。
思っていたのですが、見事に降り過ごしたのです。
言い訳すると、電車が停車してドアが開いて閉まるまで本当に全くの無音でした。
私たちと同じく、中国人の女子2人組も降り過ごしたらしく慌てていました。
彼女たちもニース便を利用するとのこと。
次の駅で降りて逆方向の電車を待って…だと間に合わない。
お互い「どうしようか?」とワタワタしていると、近くに立っていたお兄さんが話しかけてきました。
次の駅が地元で、ちょうど実家に帰るところらしい。
そして何と、実家の車で空港まで送り届けてくてることに!
とりあえず一緒に降りると、お兄さんはダッシュで車を取りに行ってくれました。
数分後、可愛らしいコンパクトな車でお兄さんが到着。
大人5人と各人のデカい荷物をギュウギュウに詰め込み、空港まで送り届けてくれました。
何とか空港に到着してお兄さんにお礼を告げ、空港内をダッシュして飛行機に滑り込みセーフ。
またもや何とかなってしまいました。
彼の名前も連絡先も分かりませんが、こんなにも親切な人がいるなんて、私もこの恩を自分で終わらせないようにしなければと身が引き締まります…。
彼氏、体調崩す
学び
→旅行前の暴飲暴食や生物は避けよう
ストラスブール行きの電車に乗り遅れそうでダッシュしたあたりから、彼の体調が怪しくなり始めました。
お腹の調子が悪いらしい。
話を聞くには、旅行前に爆食いをしたとのこと。
しかもお刺身も食べたのだと。
その辺りはちゃんと自分で管理しようよ…と思いつつも、辛そうな彼のことが気掛かりでした。
気候が温暖だったニースでは割と調子が良さそうでしたが、最後パリに戻った日はフルーツかフルーツジュースしか摂取できず可哀想でした。
最終日の夕食はレストランで美味しいもの食べようね〜と話していたのですが、結局彼はホテルに寝かせ、私1人でマックのハンバーガーを買いに行ったのでした…。
陽が落ちて暗いパリの夜道を1人で歩くのは怖いです。
そして寂しいです。
もうこんな体験はしたくないので、彼と海外に行く前には「食べ過ぎ禁止!」って毎回言おうと思います。
帰りの飛行機の窓から見えた景色
そんなこんながあって、心身ともに疲れ果てたcherichanでした。
もちろん、めちゃくちゃ楽しかったのですが!
帰りの飛行機の中でこの旅のことを振り返りながら、まだまだ体調が悪そうな彼が寝ているのを眺めていました。
だいぶ日本に近付き、マップ上で北京上空を飛んでいることを確認しました。
窓の外を覗くと、明るかった空が徐々にピンク色に変化していきます。
夕焼けかな〜なんて思っていたのも束の間。
あっという間に暗くなり、地平線が真っ赤に染まっていました。
空から見える景色ってすごい。
感動です。
この時は、旅の疲れも忘れることができました😌
色々ありましたが、終わりよければ全てよしです。
トラブルが起こっても、色んな人に助けられ、何とかすることができました。
感謝感謝です。
日本で困っている海外の方を見かけたら、積極的に助けてあげようと改めて思いました。
とは言え、ハプニングはないに越したことはないので、これを教訓にまだまだいっぱい旅していきたいと思います!
フランス旅行記、終了!