ラブレター フロム 我が子

我が子が通う幼稚園では習字の時間があります。
(奈良は筆や墨の産地だかららしい)

筆は年長さんで習うのですが、その前段階として今は硬筆に取り組んでいます。

電車の本が読みたくて、ひらがな、カタカナ、少しの漢字の読みはできるようになった我が子。
しかし、文字を書く事には一向に興味を示しませんでした。

そのため「硬筆の練習が始まります」と聞いた時は心配でした。

練習が始まって1ヶ月弱の頃。
そんな心配はどこへやら、家でお絵かきボードにひらがなを書いたり、友達とお手紙交換するようになりました。

ある日、「幼稚園でラブレター書いた!」と報告されました。

(ほほう…誰に?)と、おばちゃん根性を出しかけましたが、何とか抑えていたら

「ママにあげる!」

(…私!?)

(初めてのラブレター、母で良いの!?)と激しく動揺。

そして、手紙を開封して読んでくれました。

「ママへ、いつまでもお元気で!」

ラブレター、どこ行ったんや。
それは敬老の日におじいちゃん、おばあちゃんにあげるお手紙なのでは。

まあ、これもラブレターなんかな…。

結局、ラブレター フロム 我が子は私の健康を願う手紙でした。
頑張って長生きしよう…。

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