二瓶千恵子(ニヘイチエコ)

詩、日記、小説、短歌、雑文などを記事に上げております。よろしくお願いします。

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自己紹介~祝一周年ver.~

noteをはじめてざっくり一年ほどが経ちました、二瓶千恵子(ニヘイチエコ)です。 (2024/06現在) ここらで一発軽く自己紹介させていただきます。 あげている記事は日記・エッセイ・詩・短歌・小説などです、節操なし。 最初はとりあえず衝動のままに書きなぐっていたような気がします。 今も日本語をきちんと使えてはいないでしょうし、自分は詩やエッセイを書いているつもりでも、ただのへんてこな駄文のできあがりだったりします。そこにおかしみを感じてくだされば幸いです。 まぁで

    • 詩 書く

      ないないづくしだとしても書く 誰も期待していなくても書く ただのエゴだとしても書く お金を取れなくても書く 書きたいのだもの書く 許されなくても書く 書くなお前!書く べらぼうめ書く 楽しんで書く なんで書く 書く書く とかく 書く

      • 詩 しらねぇよ

        誰がお前を泣かせたのか しらねぇよ 泣くだけ泣いたら 顔を洗って二人で なんか食いに行く 目がパンパン あんまり笑わせんなよ

        • 詩 この狭い檻の中で

          ベッドは床近マットレス 書物机は反故の山 オイルヒーターは故障中 起き上がれない日々の檻 私はここから動けない 昨日は風呂にはいれなかった 今朝はまだ歯を磨けていない 混迷 低迷 意志薄弱 最低なことしか思いつかない 泥濘 酩酊 希死念慮  頭の螺子を飛ばせばいいのか 答えは誰にもわからない

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        • 小説 「カフェイン」
          34本

        記事

          詩 混乱

          誰かを愛したりしない 自分勝手に生きているだけ もしいつかなんてない 激辛の食べ物ばかり食べている 味蕾に刺激が足りなくて 部屋の中は荒れている 帽子の羅列、リュックサックは渋滞中 なぁ自分猫になれたとて 可愛がられるとは限らない

          詩 夜のブランコ

          ブランコをひたすらに漕ぐ 子供たちのいない時間に 夜の隅っこを占拠して 一人は一人を噛み締めて お巡りさんのお世話には 極力なりたくはないの 放っといてわたしは自力で 星に近づこうとしてるだけ

          掌編小説 岐阜とベルちゃん

          何回も失敗し、やっと召喚した悪魔ベルゼブブは薄黄色の体に真っ赤な複眼を持っていた。 晶子は想像していたのとは違うタイプの悪魔が現れたことに少し驚いたが、悪魔界にも都合があるのかもしれないと折角召喚したベルゼブブもどきを肯定的に見ようとした。 (これはアルビノ種なのかもしれない、悪魔のアルビノっているのかな。) じっと体を見つめられていることに気付いたベルゼブブは「何見とんのじゃ。そこの女子。」と言った。声は甲高いしなんだかなまりもあるし、ひょっとしたらとんでもない悪魔の

          掌編小説 岐阜とベルちゃん

          詩 距離Ⅱ

          あなたは肉体的な距離を縮めようとして わたしは精神的な距離を縮めようとした どちらも大切なものだって今ならば判る どちらも離れてしまった今ならば判るの

          詩 からっぽ

          正直に言うと わたし何にも興味なかった 食べることも読むことも生きることも あなたと一緒だったら 何でも楽しいけれど あなたが居なくちゃ 何にもないんだよ からっぽの日々だった だからわたしのことを 好きになってくれなくてもいいからさ またスポッチャいこうよ

          詩 悪夢

          夢の話を聞くのはうんざり だからどうしたとしか言いようがない 同じ体験ができるわけがないし わたしは滅多に夢をみない でもあなたが本気で恐がるのを 眼の前で見てしまったら 抱きしめて「大丈夫よ」と言うしかない なにかあたたかな飲み物を提供する ベルソムラが悪さして とんでもない夢をみるのね わたしのたいせつな人を 痛めつけるそんな薬噛み砕いてやりたい

          無理矢理短歌三首2

          あの子はね牛乳瓶を丁寧に  洗って秋桜挿すような子よ スネちゃまの金持ち自慢聞き飽きた  どうせ住まいは練馬なんだろ 神様がいるといないで違うだろうね  逝くとき怖くならないで済む

          無理矢理短歌三首

          死にたがり夏を憂いて秋を待つ まつげの先を震わせながら ト音記号へ音記号の区別不可の  あんぽんたんに歌を歌えと? コロナ後の咳がやまぬと嘆いても ポンデケージョの味はわかるよ

          日記 2024/09/07

          皆さん恋愛ってどうですか、してますか恋愛? そんなこと聞かれても困るか。 わたしは自分の色恋沙汰を人様に報告するのが苦手である。 率直になにが二人に起こったかを人に伝えるのが難しいのである。 例えば友人に昨日彼と○○に行ってねご飯は☓☓で食べてねとか報告するのがなぜか恥ずかしいのだ。 よってわたしがあまりにも彼とのことを告げないので、恋人と上手く行ってないようだ、はたまたもう別れている?と友人に余計な気を使わせることになる。 ごくたまに近況報告すると「え、まだあの人とつきあっ

          掌編小説 嘘と月餅

          あなたは嘘をつくときわたしと視線を合わさない 今日も空をみつめてるから多分嘘をついている わたしはそれ以上追い込まない ただただ虚しくなるだけだ ここでごめんとか言ったらわたし許すのかなって なにか熱いものがこみ上げてきて 近くにあったクッションを思い切り投げつけてた あなたの眼鏡が吹き飛ぶのを片目で見て もう終わりと思った 二人の素敵な思い出がエンドロールみたいに わたしの脳裏をよぎった あなたは怒りもしないで少し笑った このドM野郎って言葉は飲み込んだ わたしは突発的に裸

          詩 やきもち合戦

          あなたがさ、その乃木坂の何とかちゃんが 大好きだってのはわかったわ じゃあわたしのターンね あのね、わたしBUMP OF CHICKENが大好きすぎて聖地巡礼三回行ってんだよ ライブ行っちゃうと頭おかしくなって踊りだしちゃってみんなの迷惑になるからやめてるんだよ 歌詞も覚えてるし唄聴いて泣いちゃったりするんだよ、CDもDVDもみんな持ってる、初回限定版で まぁ普段はね、あなたに悪いと思って言わなかったけど、これでおあいこってことで、じゃあねー

          詩 背伸び

          二人にしか通じない言語を有したい ごめん、ちょっとかっこつけた ようは一緒にお酒でも飲んで 仲良くなろうよってこと 君は詩が好きだから背伸びしただけ 笑うことないだろが