2022年の記録
12/29に大阪の部屋を解約して、京都で年の暮れを迎えている。
大阪で暮らしたのはたった8か月だったけれど
たくさんの思い出がつまっている。
7.5畳の1K。窓からは公園が見下ろせていつもこどもたちの声が聞こえていた。
東向きの7Fで景色も開けていて、朝の光がとてもきれいに入るのがお気に入りだった。
12月に入ってからは日の出を見るために早起きしていたくらい。
友人もたくさん遊びに来てくれた。
近くの商店街を開拓してまわった。
思い出もなにもかも抱えて、この部屋にずっと住んでいたかった。
でもわずか8か月で離れることになった。
この部屋のたいせつな思い出を残すために、
2022年の記録を書きとめておきたい。
2月|働く
記念すべき2022年2月22日、
キャリアコーチングを受講することに決めた。
2月のはじめに仕事に区切りがついたこと、学生時代から「社会人3年目にキャリアをみつめなおそう」と考えていたことがきっかけ。
「どう生きたいか?」「人生の目標は?」
考え抜いた結果、この5年の目標として「publicな視点を持ち、意図する社会課題に向き合い日本国や海外諸国の発展に寄与する」「経営者思考を養う(目線を高くする)」
「常識や価値観を常にアップデートする」
これらの軸が形成された。
3月|世界が変わる
いまなお混乱が続いている世界情勢だが、戦火がきられたのはこの時期。なんで戦いが始まってしまったのか?私にできることはないのだろうか?と考え始め、大学時代に学んでいた国際政策論のレジュメをひっくり返していた。
ちょうどキャリアコーチングを受けていた時期と重なっていたので「苦しむべきでない人々普通の暮らしを送れる世の中がつくりたい」という思いが湧き始めた頃だった。
5月|移動と異動
2年間暮らした奈良から大阪に引っ越すと決めたタイミングで、大阪に異動の内示が出た。奈良の生活も楽しかったけれど、慣れてしまったからか閉塞感や行き詰まり感を感じ始めていた。引越しと異動をしてから心機一転、仕事も私生活も楽しく、充実した毎日だった。
8月|きっかけ
誘われてふらふら〜と参加した飲み会に、VC(ベンチャーキャピタリスト)に就職予定の学生さんがいた。彼の話がそれはもうおもしろくて、はじめて知る投資家の世界にわくわくしたこととベンチャーやスタートアップというワードを耳にする機会が多くなっていたこともあり、VCの仕組みやスタートアップ、ESG投資などを勉強するようになった。純粋にほうほう、おもしろいね、と思った。
10月|動く
すこし肌寒い金曜の夜。惹かれる会社を見つけて、応募ボタンをクリックした。そのあとはマツコと有吉のかりそめ天国をみながらゆるゆると過ごした。
まさか、週明けに書類通過の連絡を受けた。
そこからWeb面接を2回、対面面接を1回受けて内定をいただいた。
最終面接後、内定をいただいたときは本当にうれしくてすべての努力が報われた瞬間だった。
12月|京都へ
退職を決めてからは怒涛の日々だった。社内や取引先への挨拶、引継ぎを終わらせて、大阪の部屋を解約して、実家に戻った。そしていま、実家の自室でこのnoteを書いている。
お世話になった会社の上司や先輩、大阪や奈良の大好きな大人たち、地元の友人にたくさん会って、日が暮れるまで話して、いよいよ大阪を離れる実感がわいてきた。さみしい。
あたらしい仕事もあたらしい棲家も。
未知の世界にふっと飛び込む期待と不安。
だけど総じてわくわくしている。
2023年はあこがれの舞台で働いて、
屋上のあるシェアハウスで暮らします。
たくさんの出会いと別れ、決断した2022年。
悩んだり迷ったりしたけれど、いまは前向きに歩けているよ、間違ってないよと過去の自分に伝えたい。
そして新たな道を歩き出す2023年。これまでの歩みがきっと、素敵な未来をつくっていると信じて。