おみ

1994年兵庫・三田生まれ。妻・娘・息子の4人家族。息子が生まれ現在1年の育休中。

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1994年兵庫・三田生まれ。妻・娘・息子の4人家族。息子が生まれ現在1年の育休中。

マガジン

  • 結婚を言葉にする

    "結婚"について考えたこと。

最近の記事

ユニクロのピンクの靴下

実家に息子を預け、車でユニクロに向かう。 最近は暑くなったかと思えば寒い日もあり、娘のカーディガンと息子の夏服を買いに行く。 そんな何気ないただのお買い物。 でも、思いがけず、ぼくにとっては忘れられない特別な買い物になった。 娘が生まれてからは、ついつい色んな服を買ってしまう。ちょっと見ていくだけと思っていても、これもかわいい、これも似合うんちゃう?と気づいたらレジのお姉さんに商品を渡している。 どうしてもこの服がほしい、と思って値札を見ると、自分の全身コーデの金額

    • たとえ記憶には残らなくとも

      実家に帰り、昔住んでいた街を車で走る。 高校生の頃に通っていたお店がなくなっていて少し寂しさを覚えたり、新しいおしゃれなカフェができていてこんな場所にもおしゃれなカフェできるんやなぁなんて、ぼーっと窓の外を眺めていた。 車内では妻と母親がぼくの子どもの頃の話をしていたようで、母から「むかしあそこに遊びに行ったの覚えてる?」と聞かれたけど、全く記憶になくて「全然」と答える。 たまに小学生よりも小さな頃の出来事を覚えているか聞かれるけど、正直そのほとんどが記憶にない。 い

      • 記念日に、ささやかなお祝いを。

        3月11日。 昨日は僕たち夫婦が恋人になった5周年の記念日だった。 夜の23時、2人の子どもが寝た後で、近くの洋菓子屋さんで買った小さなマカロンを食べて夫婦でささやかなお祝いをした。 *** 妻と付き合い始めてから、人生がすごいうねりをあげて動き出した感じがする。 当時社会人の2年目が終わる頃、渋谷の丸山町に住んでいた。平日は朝から晩まで会社と家の往復で、休日は家の近くのカフェに行ったり散歩したり。遠くに出かけても表参道とか代官山くらい。 渋谷なので家から徒歩1分

        • 10分の道を、40分かけて歩く。

          晴れた日の朝、ぼくはもうすぐ2歳の娘と最寄りの駅まで散歩する。 これまではもっぱら公園がメインだったけど、だいぶしっかりと歩けるようになってきたので少し遠い駅まで娘と歩いてみることにした。 大人の自分が歩いたら家から駅まで10分くらい。でも、娘と歩くと冗談抜きに40分くらいかかってしまう。 3歩歩いては人の家に入ろうとし、10歩進んだかと思えば空飛ぶ飛行機に目を奪われて(たまにそのまま後ろに倒れそうになる笑)、そしたら急に逆向きに歩き出す。 前からおばあちゃんが歩いてく

        ユニクロのピンクの靴下

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          12本

        記事

          夜中0時、玉ねぎをみじん切りしながら育休中のリスキリングについて考えていた。

          時刻は夜中の0時、ぼくは玉ねぎを切っていた。 3時間の寝かしつけの末、ようやく眠った息子を起こさないようできるだけ静かに大量の玉ねぎをみじん切りにしている。 (ちなみに今はみじん切りにした玉ねぎを炒めながらこの文章を書いている。) この玉ねぎは、明日のお昼のハンバーグになる。 今回は美味しいハンバーグの作り方、、、ではなくて、玉ねぎを切りながら育休中のリスキリングについてあれこれ考えていたので思うままに筆を走らせようと思う。 最近「育休中のリスキリングをあと押しします

          夜中0時、玉ねぎをみじん切りしながら育休中のリスキリングについて考えていた。

          いま、1年の育休中でして。

          「パパさんは今日お休みですか?」 平日の昼間、娘と2人で行く先々で聞かれる質問。 スーパーに行っても、病院に行っても、地域の児童館に行っても子連れのパパは自分ひとり。 「いえ、2人目の子どもが生まれたのでいま育休中でして。」 「あら!そうなんですね!どれくらい取られるんですか?」 「1年です。」 「1年?!!!!」 ここまでがセットの会話。 ぼくが育休に入ってから約1ヶ月。おそらくこの会話を10回はしている。 (いや、7回くらいか、、) ここからは「奥さんも喜

          いま、1年の育休中でして。

          息子の誕生によせて。

          2023/01/19、私たち夫婦に2人目の子どもとなる息子が誕生しました。 人の記憶は日に日に薄れていくものなので、2人目の子どもに対する想い、妻の妊娠中感じていたこと、そして息子が生まれた時の気持ちを綴っておこうと思います。 子どもがほしいと願うということ。 2022年3月、娘が1歳の誕生日を迎えたあたりから私たち夫婦は今後家族でどんな暮らしをしていきたいか、どんな家族にしていきたいかをこれまで以上に話し合うようになりました。 1年間娘と暮らす中で夫婦共通で感じてい

          息子の誕生によせて。

          赤ちゃんが生まれて、ミラーレス一眼を買っておいて良かったと思った話。

          子どもが生まれて毎日かわいい〜〜〜って言いながら写真を撮っている。 手軽にぱっと撮れるからiphoneで撮ることもあるけれど、寝ている写真は基本的にミラーレスで撮影している。 元々はそんなにカメラに興味があるわけではなかったが、自分の結婚式で花嫁姿の妻をいいカメラで写真に撮りたいなと、思い切って購入した。 当然カメラを買ったらいい写真が撮れるというわけではなくて、カメラの基本的な機能やら構図やら色々と勉強をする必要はある。でも、プロになるのではなくて趣味で写真を楽しむく

          赤ちゃんが生まれて、ミラーレス一眼を買っておいて良かったと思った話。

          妻とぼくの「とつきとおか」

          2021年3月16日、今日、娘が生まれた。 妻が妊娠したとわかってから、娘が生まれるまで。 これは、その一年にも満たない、「とつきとおか」のぼくたち夫婦の記録。 いつかこの子が大きくなった時、ぼくたち夫婦がどんな想いでこの「とつきとおか」を過ごしてきたのか伝えられたら。 ***7/12*** 妊娠したと妻から聞いたのは、ぼくの誕生日だった。 妊娠検査薬を持った妻がリビングにやってきて、嬉し驚いた表情で伝えてくれた。 26歳になった最初の日。 まさかこんなサプラ

          妻とぼくの「とつきとおか」

          結婚式から1年後。同じ日に、同じ場所で。

          2019年12月22日。 1年前のこの日、ぼくたち夫婦はIWAI OMOTESANDOで結婚式をあげた。 もともとは結婚式をしなくてもいいかな、なんて夫婦で話していたりもしていたけれど。IWAIという場所を知り、そのコンセプトに惹かれてここで式をあげることにした。 その日から1年後の2020年12月22日。 ぼくたちはまたIWAIに帰ってきた。今度は、新しい命も一緒に。 *** 妊娠がわかって絶対にやりたいと思ったのがマタニティフォト。 妻の妊娠は人生で数回ある

          結婚式から1年後。同じ日に、同じ場所で。

          夫婦になって1年。

          昨日、母親からLINEが届いた。 「ひろおみが結婚して1年やね。おめでとう」 ぼくは、自然と返信する。 「ありがとう。毎日幸せに過ごしてるで」 *** ちょうど近所のスーパーに買い物に行く途中のちょっとしたLINE。 母親に返信してふと思う。 自然と、毎日が幸せと言葉にできることが、どれほど幸せなことなんだろう。 妻と結婚するとき、この人を幸せにしたい、この人と一緒に幸せになりたいと心から思った。 結婚して1年。妻のおかげで本当に毎日楽しく過ごせているなと思

          夫婦になって1年。

          自分の夢が突然叶った。

          確か大学3年生の、就活を始めた頃。 ぼくも例に漏れずエントリーシートと面接対策に自己分析をするべく、自己分析対策という本を手にとった。 「大学時代がんばったことはなんですか?」 「自分の強みはなんですか?」 ふむふむ。 先輩や同期にもアドバイスをもらって、これまでの自分の経験をまとめていく。 ここまでは特につまずくことなく進められた。 *** 『将来の夢はなんですか?』 小学生のころ、親戚のおばちゃんによく聞かれた質問に、大学3年生になってまた向き合うことに

          自分の夢が突然叶った。

          夫婦で迎える初めての誕生日。

          妻が、泣いて笑って、喜んでくれて。 6月、夫婦になって初めて迎えた妻の誕生日。 今年の誕生日は、これからの2人の未来を想像できるような、そんな誕生日にしたかった。 *** 『今年の誕生日はどうするん?』 5月に入ってから、妻がよく僕に聞いてきた。 『どーしよーかなー』 なんて言いながらはぐらかす。 なんたって今は夫婦ともに在宅中。朝から晩まで24時間ずっと一緒。 妻は旦那のぼくが何も誕生日の準備をしている様子がなく、心配だったのかもしれない。 それもそのは

          夫婦で迎える初めての誕生日。

          書くことの難しさと、読んでもらえることの喜びと。

          『ねえ!!う〜〜〜!う〜〜〜〜〜!』 昨日の18時すぎ。 僕は変わらず在宅勤務を続けていて。妻も出社は7月から。 なので、2人とも家にいたわけで。 妻のAirPodsを借りながら、zoomで社内の人と打ち合わせをしていると妻の謎の奇声が聞こえてきた。 『ねえ!!う〜〜〜!う〜〜〜〜〜!』 え、今会議中やねんけど、、 え、どうしたんやろ大丈夫かな、、 僕が会議中の時、妻はよっぽどのことがないと話しかけてこない。 つまりよっぽどのことが起きている。 会議が終わ

          書くことの難しさと、読んでもらえることの喜びと。

          コロナ禍のHappy Birthdayはいかに。

          もうすぐ6月。 そう、6月には妻の誕生日がある。次の誕生日は、夫婦となって初めて迎える誕生日。せっかくなら一生記憶に残るような、素敵な1日をプロデュースしたいと思っている。 でも、、、 4月くらいからどうしようか考えていたが、正直コロナのせいでできることが限られている。コロナが流行する前は、次は沖縄で祝うのもありかな〜なんて妄想もしていたけど、さすがにそれはできそうもない。 世のカップル、夫婦はこのコロナ禍の誕生日をどうお祝いしているのだろうか。 *** 『○○の

          コロナ禍のHappy Birthdayはいかに。

          死ぬまでにもう一回行きたい。ベトナム最後の秘境・フーコックへの旅。

          もう一年以上前になるのか、、 昨年の年末年始、ぼくたち夫婦が初めて一緒に行った海外は、ベトナム最後の秘境と呼ばれている「フーコック島」だ。 コロナの影響で今は海外に行ける状況じゃないけれど、今後もう大丈夫となった時、海外に行こうと計画している人も多いはず。 今日は自分の人生で一番の思い出となっているフーコックを紹介しようと思う。 *** もともとぼくたちはフーコックに行くことは全然計画していなかった。 というよりもフーコック自体知らなかった笑 2018年7月、渋

          死ぬまでにもう一回行きたい。ベトナム最後の秘境・フーコックへの旅。