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スピルリナとは

スピルリナは約30億年前に誕生した、最古の生命体

藍藻類(らんそうるい)の藻(も)です。

高温・強アルカリという過酷な環境で育つとても生命力の強い“藻”。

実際にアフリカや中南米など亜熱帯地方の塩水湖に自生していて、人類最古の人骨が見つかった付近にも生息していることから、古くから現地の人達に利用されてきたと考えられています。

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そう!このフラミンゴの色ピンク色してますね。

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そうそう!この鯉も!

実は餌として食べているのはスピルリナなんです。

フラミンゴが生息する地域には、スピルリナが自生しているところが多く

アフリカの地割れしている地域、世界遺産になっているところがあるんですが、そこにはスピルリナが太古の昔から自生しています。

鯉の餌として、実は日本では40年くらい前からつかわれていたそうです。

スピルリナって、実は最近出てきたスーパーフードなんてものではないんですね♪

あ、そういえばこの赤い成分は、

ゼアキサンチンと言って、超強力な抗酸化物質なんです!!!

ゼアキサンチンはカロテノイド系の色素で赤い色をしています。
トウモロコシやほうれん草、鶏卵などに多く含まれます。
ちなみにスピルリナはほうれん草の10倍のゼアキサンチンを含んでいます。


スピルリナ100g中 60~145mgのゼアキサンチン

ほうれん草100g中 0.3~0.5mgのゼアキサンチン

クコの実 100g中 30~50mg

実は私たちの血液の中にも含まれており、コホート研究では、血中のカロテノイド軍の量が多いほど胃がんリスクも低いということがわかっています。

血中のカロテノイドと胃がん罹患との関係について(国立がん研究センター 予防研究グループwebより)

その他、加齢黄斑変性(白内障)臨床研究などでも進行リスクが減少するなど摂取の仕方によっては目にもよそうです。

アスタキサンチンと言ったらなんだか聞き覚えありませんか?ざっくりいうと親せきみたいな感じかな。このアスタキサンチンは、鮭やイクラに含まれる赤い成分、サプリメントやドリンク、化粧品などの原料としても15年前くらいからかなり注目を浴びていましたね。

ちなみに、アスタキサンチンを持っている藻類(真核生物)はヘマトコッカスという藻の一種。

※スピルリナにはアスタキサンチンは含まれません。

でも、スピルリナは、最古の生物なのでもっと以前からあるものなんですけどね。

スピルリナのバランスに優れた驚異的な高い栄養成分等が今注目されて、幅広い分野で利用されています。例えば、NASAや国連なども注目しています。

私たち現代人に不足しがちな栄養素を効果的にサポートしてくれる、まさにスーパーフードの王様と呼ばれる所はそこにあるんですよ。

スピルリナってすごいんだよってお話はまた次の回で!


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