スピルリナのすごい旨味成分から最強旨味調味料を作ってみた
スピルリナはたんぱく源として注目を浴びているんですが
アミノ酸がとても豊富!
アミノ酸というと、うまみ成分としても知られていますね
今回は、そのうまみ成分とアミノ酸について調べてみました!
スピルリナに含まれているアミノ酸
アミノ酸
イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、シスチン、フェニルアラニン、チロシン、ス レオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、アルギニン、アラニン、アスパラギン酸、 グルタミン酸、グリシン、ブロリン、セリン
アミノ酸の中でも、うまみ成分として言われているのが
【イノシン酸】【グルタミン酸】【グアニル酸】です!
スピルリナにはまさにこの
グルタミン酸が入っています!
そしてうまみを引き出すためには、
旨味の相乗効果というのを利用するとさらにおいしさがアップ!するんです。
旨味の相乗効果
【昆布だし+かつおだし】
これは、うま味成分
グルタミン酸ナトリウム+イノシン酸ナトリウム
昆布だしのうま味成分のグルタミン酸ナトリウムとかつおだしのうま味成分のイノシン酸ナトリウムによるうま味の相乗効果を利用しています。
この昆布だしのところをスピルリナに置き換える
スピルリナ+かつおだし
これは和風の勝利の方程式ともいえるのではないか?!
*使い方イメージ
お吸い物、めんつゆ、煮物、炊き込みご飯、などなど
【野菜ブイヨン+チキンブイヨン】
こちらも、うま味成分
グルタミン酸ナトリウム+イノシン酸ナトリウム
西洋料理や中華料理の基本となるブイヨンや湯(タン)は、この野菜ブイヨンのうま味成分のグルタミン酸ナトリウムと肉や魚のうま味成分のイノシン酸ナトリウムによるうま味の相乗効果を利用しています。
【旨味の相乗効果】 特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンター調べ
シチュー、パスタ、中華炒め、中華スープ、パエリアなどなど
スピルリナ+○○で、更に旨味がアップする方法
それは、麹による発酵!
そのヒントは、昆布のうまみ成分の増加
例えば昆布は微生物によって分解され、発酵することによってその分解物を乳酸菌や酵母がさらに代謝します。すると、グルタミン酸をはじめとするさまざまな“うまみ”成分が増加します。
これを利用して
麹にスピルリナを加えて発酵させます。
すると...
磯の風味をどこか感じる美味しい旨味調味料が完成しました!
成分分析をしたわけではないので正確なところはわかりませんが、
体感的に、うまみがアップしています。
昆布だし同様、スープの素として、きざみ葱とお湯をかけるだけで
美味しいスープも完成!
和え物や、炒め物にも活用できそうです。
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