わたしがzoomでオンラインフィットネスが開催できるようになるまでの話〜無料期間編2〜
気心の知れた友人たちには、グループLINEでコロナの影響で仕事がなくなったということは以前からぼやいていた。
そのグループには、海外はハワイ、フランス、国内では高知、兵庫、東京、埼玉、静岡、と、いい具合に居住地がバラバラだった。
とにかくやってみる
まずはその友人たちと、流行りのzoom飲み会をやってみた。それが4月の下旬。わたしも含め、日本在住の友人はまだオンライン飲み会初心者といったところだったが、早くもロックダウンに入っていたフランスの友人は、そろそろ周りではオンライン飲み会も飽きてきた頃だと話していた。
フランスとハワイの友人の時差や、国内の友人でも小さな子どもの寝かしつけなどの問題も考慮して、19:00〜スタートすることにした。
これだけ住んでいる場所が違うと、このメンバーが顔を合わせる事ができるのはメンバーの誰かが結婚式を挙げた時くらいだった。
そうか、この手があったね!これなら遠くてもみんなで集まれるね、なんて事を話した。
そして翌日にすぐ、わたしはバレトンのお試しレッスンへの協力をしてもらうようお願いした。
たしか日程は、3回ほど設定した気がする。
もともと動くのが好きな人たちなので、快く参加や協力をしてくれた。
中にはパートナーや子どもも画面の前で一緒にやってくれたり、お仕事柄パソコンに詳しい旦那サマは、よりよい設定の提案などもしてくれた。
この機会はわたしがオンラインレッスンデビューする上で非常に大切だったと今でも感じる。
音楽と声の音量の問題
もうすでにオンラインレッスンが当たり前になった今(え!あれからたった2ヶ月!!)では、誰もが知っていることだろう。
そのお試し期間で、インストラクターの後ろでCDプレーヤーを流しても、インストラクターが喋ればCDの音は拾ってはくれないことが判明した。
そう。zoomは「会議用」アプリ。
人の声を拾うことを第一に考えられているアプリケーションなのかもしれない。
そこで、「共有」という方法を知った。
今では当たり前に誰もが知っているのだけど。この数ヶ月の世の中の変化はすごい。
そして、音楽を再生するアプリ(この時はWindows Media playerを使用)では、音量がたったの3でないと、音楽がうるさくてわたしの声が参加者に届かないというのもやっていくうちに判明した。
最初の頃は自分の耳に届く音量はたったの3、参加者にはちょうどよく届いているので、わたしだけが耳を澄ませながらリードをとる他なかった。
いよいよ無料レッスンを一般の方々へ
うん、この方法ならいけるね!
となってからLINEで繋がっている友人以外にも、SNSなどで参加を呼びかけた。
大人数になることでシステム上のトラブルになるのを避けたかったので10名くらいの定員を設けて、ゴールデンウィークの5日間ほど開催した。
参加申し込みをしてくれた人の中には同業者もたくさん!ほとんどが先輩だったので、緊張したが、普段はお互いレッスンで忙しいのでこういったコミュニケーションがとれたのはありがたい機会だった。
一般の参加者も、今までオフラインでわたしのレッスンやサークルに参加してくれた人ばかりだったので、こうして戻ってきてくれて本当にうれしかった。
この5日間では、音がなぜか流れないというトラブルもあり、音無しでやった日もあった。
zoomの無料会員は40分という制限があり、30分レッスンにしたが、レッスン開始より早めに立ち上げることでこれを越えてしまい、ブツッと切れたこともあった。
「皆さんが貴重なお時間をこの無料レッスンのために割いてくれているのだから、有料プランに入ろう」とやっと決意できたのがこの頃だった。
オンラインレッスンが当たり前になるのと同時に、オンライン決済(PayPayやpaypalなど)も当たり前になっていたので、zoomの有料プランはスマホタップ一つで簡単に移行できてしまった。
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