わたしがzoomでオンラインフィットネスが開催できるようになるまでの話〜無料期間編〜
ここからは無料期間編。
まわりの同業者の皆さまが無料でのオンラインレッスンを始めた。
今思えば、4月の中旬頃、オンラインレッスンお試し期間の過渡期だったのかもしれない。
アプリケーションを選ぶ
わたしはフィリピン🇵🇭のZUMBAの有名なインストラクターのクラスや、オーストラリア🇦🇺のヒップホップのクラス、地元の先生のzoukというダンスのレッスンなど、とにかく受講しまくった。
オンラインレッスンは、zoomだけでなく、Skypeや、LINE BANDというアプリや、インスタLiveなど、様々なアプリケーションで行われていた。
一通り経験した上で、やはり一番満足感を得られたのはzoomだった。自分でやるならzoomかな、と思い始めた頃だった。
いくつか参加した中でも衝撃を受けたのは、ZUMBAの日本の有名な振付師(ZUMBA界ではZJという)のzoomによるレッスン。
配信側がいくら設備投資をしたとしても、受信側の環境によっては音と映像が同時に届かないこともある。
彼は配信側の現場で流れる音よりも、ほんのわずか(おそらく2カウントくらい)早めに踊っていた。
私たちの元に音と映像が届く頃には、2つともピッタリかもしくは音の方が遅いので、数秒前に彼がやってみせた動きをマネするだけで、参加者側は音に合わせて気持ちよく踊ることができた。
もちろん満足度は高かったが、いざ自分が先を予測して踊ることができるかというと、さすがにそんな神業はできないのでオンラインレッスンによるZUMBAはあきらめた。
プログラムを選ぶ
わたしがオフラインでできるレッスンは、エアロ、ZUMBA、バレトン、ヨガ、筋コン系など。
その中でもヨガは音に合わせなくていいという、オンラインにおけるハードルは低いが、ヨガ一本で食べてきたという先生に比べると、オンラインでやるほど需要はないのでは、と予想した。
ZUMBAは先にあげたように、音にハマってこそ満足感が得られるプログラムだけに、自宅のWi-Fiの状態なども踏まえあきらめた。加えて、自分自身もこのプログラムはオフラインでやりたいという希望もあった。
エアロに関しても、次々にコリオが足されていくという構成上、万が一音ズレがおきたり、フリーズしてしまったときにすごく残念なことになるのでは、という懸念があった。
そこで、わたしはバレトンを選んだ。
16カウントまたは8カウントの動きを繰り返すという特性から、短いコリオは覚えやすいし、万が一音がズレたり、最悪音がお客様に届かなかったり、わたしの画像が止まってしまったとしても、画面の向こうで止まることなく動き続けてもらえるのではと考えた。
ネット環境や設備
とは言え、わたしの住む地域は割と山奥w
ネット環境もそこまでよろしくないだろうし、そもそもわたし自身zoomの操作に慣れていない。
まずは学生時代の部活仲間(ダンス部なので各地でそれなりにダンス系の習い事をしている。オンラインレッスンの経験ある人も中にはいた。)10名ほどに声をかけて、二回ほど参加者という立場を経験してもらうことにした。