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目覚めの時期がやってきたのに、二度寝してしまいました

「うちの子、二度寝しちゃったの」
藍の甕が一度目覚めたのに、二度寝してしまいました。
原因は私にありまして、温度調整のメモリが1に動いていたのでした。
4月からはじめようと思っていた染めの開始が遅くなってしまいました。

土を目覚めさせるとき、地面にひびを入れるように鍬を振ります。
シンフォニア農法のカジカ先生はピアニストなので、何年も使われていない実家にあったグランドピアノを目覚めさせて演奏してくださったのでした。
その時はいきなり強い音は出さずに最初は全部の鍵盤を弾いていきました。

私たち人間はどうでしょうか。
何か衝撃的なことがあって人の目覚めが起きますが、目覚めさせてくれる人や事柄の”痛い刺激”を受け取り手が「痛っ、はて?」と気づけるかにかかっていると思うのです。

そったくどうじ【啐啄同時】
学ぼうとする者と教え導く者の息が合って、相通じること。鳥の雛ひなが卵から出ようと鳴く声と母鳥が外から殻をつつくのが同時であるという意から。

啐啄同時の言葉通り学べたらいいのですが、そんなにテンポよくはいきません。
いかり肩の畝を作ってと言われて、先生できましたと見てもらったら「これはロールケーキですね。」とわれました。その時に限ってNoteに畝の写真をアップして恥ずかしいですね。

私たちを目覚めさせてくれる師となる方に対しては感謝でいっぱいです。
目覚めさせる側になったときに、その対象の反応を見てしっかり対処して次につなげていきたいです。

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