目の前のことを大切に向き合う
佐藤初女さんは食についてのインタビューで次のように話しておられました。
美味しい食事について
「それはまず新鮮なこと、旬のもの、地場のものが一番おいしいですから、そしてその命を、食材の命を活かす調理を考えます。」
食文化について
「外国人であっても、他県の人であっても美味しくできたものであれば、みんな食べてくれるんですよね。アメリカ人だとかフランス人だとか一緒に食べようという時でも私は困ったなと思わないで、そのときの自分でいま美味しく感じられる旬のもの、そういうことで一緒に食べるようにしています。そうするとみんが喜んで食べてくれるのでこれでいいんだと思って、講演なんかでもそれは伝えています。」
多くの人をもてなしてきたからこそ言える言葉です。
「自分で作ったものを一緒に食べること。」おもてなしの心を込めて、普段どおりにやっていることで人に喜びを与えられることができるのはすごいことです。
食事をみんなと囲むのが難しくなってしまったいま、懐かしく思い出されます。
きちんと食材と向き合い料理することはやってみようと思います。