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香りでも、パーソンセンタードケア。
こんにちは♡
ポジティブアロマ・チアーズ!の松本真規子です。
昨日は春から開講する介護アロマ講座のテキスト打ち合わせでした。
アロマ+介護における心理学を盛り込んだ新しい内容になりそう。
その前にはホスピスボランティアについてのお話を聴きにも。
一日に渡って、介護・看護をする方、そしてそれらを必要としている方にとってのアロマテラピーの立ち位置について思いをめぐらせる日でしたね。
とにかく
思い込みはすてよう、と。
私なりの結論。
人はひとりひとり違う。
目の前にいる人が何を求めているのか。
その人にあわせたケアが何よりも重要。
認知症介護における言葉に
パーソンセンタードケア
というものがあります。
認知症をもつ人を一人の「人」として尊重し、その人の立場に立って理解し、ケアを行おうとする考え方。一人ひとり異なる状態・性格・今までの暮らし・人間関係など、出来る限りの努力で知り、対応する。
芳香療法=アロマテラピーも、基本はそうだったはず。
その人だからこそ、その人のためだけのブレンド。これがアロマテラピーの効果を最大限に引き出す。
頭痛持ちだったわたしが、アロマで改善できたのもそこだったなと思います。
頭痛といえば
ラベンダー+ペパーミント、とすぐ浮かびますが、これでいいときもあれば全然違うときもあって。
頭痛も色々。
原因の7割と言われる緊張型頭痛は、緊張した筋肉が神経を圧迫することで起こります。
交感神経が優位になると、肩から頭部の筋肉が緊張して緊張型頭痛が起こりやすく、この場合副交感神経を活発にして交感神経をおさえることが必要。
他に片頭痛もありますよね。
片頭痛は脳の血管が一時的に膨張して周囲の神経を圧迫して起こるもの。
交感神経優位の反作用(副交感神経反射といいます)として発生します。
交感神経があまりに優位になりすぎた反動で、ほっとした瞬間、頭が痛くなる、あれです。
寝過ぎたり、休日などに片頭痛なりやすくないですか?
スケジュールぱんぱんでがんばってる時は大丈夫なんだけど、休みになった瞬間ダウン、という。
あー、まさに、わたし。
つまり、バランスが悪いんですね。
そんな片頭痛時、わたしはラベンダーは心地よくなくて。
ペパーミントだけ。とか。
ローズマリー。
レモン。
あたりを試します。
つまり交感神経を少し刺激したい。
で、ぴったりきたもので頭痛対策。
するするする、と穏やかになります。
先日はとにかくとにかくローズマリーがよかったです。
心地よく感じる香り=今、からだと心が求めている香り
気抜けして副交感神経過剰で片頭痛発生中のわたしには、しゃっきりさせるものが必要だったんですね。
頭痛ひとつとってもそう。
香りでも、パーソンセンタードケア、つまり「その人らしさ」「自分らしさ」大事にしていきたいな。