お手伝いで学力アップ!~食事の準備編~
お子様がお手伝いをすることで、どんな力が身につけられるでしょうか?
お手伝いで身につく非認知能力
お手伝いをすると、このような非認知能力が育つと言われています。
計画力
スケジュール調整力
物事の見通しを立てる力
どのくらい時間がかかりそうか予想し、実際にはどのくらいの時間がかかったのかを計り、差が何かを考える時間感覚
何を用意して、どんな順番でやればいいのか、考える段取り力
想像力
お手伝いをすることによってどんなことが起こるのか、しないとどうなるのかを考える力
お手伝いをすると誰がどんな気持ちになるか、気持ちを思いやる力
課題を見つけ出して解決する課題解決力
指示待ち人間にならず、自分から考えて動く力
自立心
自分のことは自分でやる力
自分でできるという自己効力感
人の役に立てるという自己有用感
他の人と力を合わせて働く力
社会の中でみんなと心地よく過ごすマナー
生活習慣と生活力
お手伝いで身につく学力
非認知能力だけではもったいない!
今回は、食事の準備のお手伝いをすることで、どんな学力が身につけることができるのか、各教科ごとにポイントや声かけの例をご紹介します。
算数
食事の準備には、算数がたくさん使われています。
低学年は物を実際に使って数えさせて、数の感覚を身につけていきましょう。高学年は、計算で答えられるようにしていきましょう。
▼声かけ例
1人2個ずつ配ると、余りはいくつ?
5個入って300円でした。1個いくら?
国語
国語の基本、読み・書きと調べ学習を取り入れてみましょう。
▼声かけ例
手が離せないから、レシピを読み上げてくれる?
ホウレンソウって、どんな漢字なんだろう?
レシピを調べてくれる?
理科
単位や温度などによる物質の変化、野菜や果物の形に注目しましょう。
▼声かけ例
大さじ1杯を測ってくれる?
温めるとどうなると思う?
ピーマンを輪切りにすると、どんな形かな?
社会
食べたものの生産地を調べると、特産品や地理を自然に覚えることができます。
▼声かけ例
このトマト、どこ産?
トマトを一番作っている都道府県は?
〇〇県は、地図のどこにあるのかな?
どうしてトマトの生産が盛んなんだろう?
英語
食事や料理と英語を結びつけると、生活に根差した “活きた英語” が身につきます。
英語のクッキング動画を見るのも、文化の違いを知ることができておすすめです。
▼声かけ例
トマトを英語で言うと?
英語のレシピで料理してみない?
アメリカでは、どんな料理が人気なのかな?
家庭科
食事や料理について直接学ぶ家庭科では、5年生で簡単な調理、6年生で栄養や献立づくりに挑戦します。
▼声かけ例
絵本に出てきた料理を作ってみよう!
2,000円で夕食の献立作りからお買物、料理、お片づけまで挑戦してみない? お金が余ったら、お小遣いにしていいよ!
お手伝いや声かけで教科学習が実生活と結びつき、学びが深まります。まずは、お手伝いを増やすところから始めてみましょう。
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がんばることを決める
お子様が、がんばったことをスタンプで報告
保護者がスタンプでほめる
この簡単3ステップで、お子様の習慣化を応援します。