![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147782047/rectangle_large_type_2_2bc0836a3f3ee717494ae549a5c5e0bb.png?width=1200)
わり算の筆算のコツ【小学4年生】
わり算の筆算は、つまずくお子様が多い単元です。
教える際のポイントと、マスターするコツを、順番に沿って確認していきましょう。
1.小3までのわり算をマスターする
まずは、筆算を使わなくても解ける、3年生までに習うわり算がスラスラ解けることを確認しましょう。
3年生のわり算には、3つの段階があります。
1)九九でできるわり算
例:21÷3=7
2)一の位が0のわり算
例:20÷2=10
3)余りが出るわり算
例:21÷4=5 あまり 1
3)までのわり算を、しっかり確認しておきましょう。
2.筆算の練習をする
次に、3年生までに出題される問題を自分で筆算に直して、解いてみましょう。
筆算は、縦のライン(桁)を意識して、まっすぐ書きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721367243847-fin0vNPXp2.png?width=1200)
初めは、マス目が入っているノートを使うと良いでしょう。
3.商の桁を考える
わり算の筆算でまず考えることは「商の一番大きい桁は、どこになるか?」ということです。
割られる数の大きい桁(左側)から順番に、1桁ずつ考えていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721367472087-k1M2HTk9fA.png?width=1200)
これを素早く答えるためには、数字の大きさをイメージできることが大切です。
「3と2はどっちが大きい?」
「9と43はどっちが大きい?」
「63と56はどっちが大きい?」
このような問題に、パッと答えられるようにしていきます。
うまく答えられないときは、算数セットや、キャンディなどを使って、目で見て確認をさせます。
まずは、1桁同士の「3と2はどっちが大きい?」を確認しましょう。
次に、桁を理解させます。
10ごとにキャンディを透明な袋に入れて10のかたまりを作り、10, 20, 30……という桁と数の多さ・大きさのイメージを確認しましょう。
桁は、小学1年生で習います。
保護者の方は教え方のコツを知るために、1年生の教科書を見直すと良いでしょう。
4.商の数字を考える
桁が決まったら、そこに何の数字が入るか考えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721367605573-ojP7mOBKLa.png?width=1200)
これをスラスラ解くためには、かけ算が欠かせません。
毎日、小さなプリントを1枚でもいいので、かけ算の反復練習も続けてください。反復練習を続けると、計算が速くなります。
計算に時間がかかると、途中で嫌になってしまったり、飽きてしまったり、テストで時間切れになってしまったりします。
足し算・ひき算・かけ算・わり算は、算数の基本です。計算問題は、毎日の習慣にすると良いでしょう。
5.桁数は順番に増やしていく
筆算に慣れたら、桁数を徐々に増やしていきましょう。
筆算の桁数は、2桁÷1桁から始めて、次のように徐々に増やしていくと良いでしょう。
2桁÷1桁
2桁÷2桁
3桁÷1桁
3桁÷2桁
3桁÷3桁
プリントやドリルを使い、スラスラと解けるようになってから次に進むようにしてください。
焦らず、しっかり身につけましょう。
毎日の習慣づくりに、アプリを使ってみませんか?
完全無料・広告なしで、子どもの習慣化を応援するアプリ「チアミー(Cheermee)」なら、
がんばることを決める
お子様が、がんばったことをスタンプで報告
保護者がスタンプでほめる
この簡単3ステップで、お子様の習慣化を応援します。