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意外と知らない?小学生の国語で身につく4つの力

小学生のうちは、国語は勉強してもムダ?
漢字だけ覚えればいい?

時々、そんな声を聞きます。

国語の問題は、算数や理科のように数字で答えが出ないので、あいまいに感じられてしまうのかもしれません。

でも、国語って実はとても大切な教科なんです。


どうして国語が大事なの?

国語は、言葉を正確に理解し、自分の意見や感情を適切に表現するために必要なスキルを身につけるために、勉強しています。

具体的にはこんな力が身につきます。

1.読解力
2.表現力
3.論理的思考力
4.コミュニケーション能力

なぜ、これらの力が大切なのか、1つずつ見ていきましょう。

1.読解力

読む力は、どの教科を勉強する上でも欠かせない力。読解力が向上すると、他教科でも理解度が上がり、文章問題の勘違いも減ります。

また、今は動画が増えてきたとはいえ、情報のほとんどは文章がベースになっています。大人になっても読む力は、とても大切です。

2.表現力

表現力とは、自分の意見や感情を、より正確に表現する力のこと。

意見や感情を正確に言えたり、より良い表現を選べると、周囲の人とのコミュニケーションがスムーズになります。

ダンスや音楽などで表現力を磨くときも、言葉でも理解し、伝えられるようになると、より深く高度な表現への近道になります。

3.論理的思考力

国語で文章を読み、自分の意見をまとめたり、著者の主張を考えたりする過程で論理的思考力が育ちます。

論理的思考力は、プログラミング教育や就職活動でも注目されている、社会人には必須とされる力。国語を勉強することで、各学年で相応の論理的思考力を身につけています。

4.コミュニケーション能力

「表現力」や「論理的思考力」を身につけることで向上するのが、コミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力は、他の人と関わりながら学んだり、働いたりするために必要な力です。

コミュニケーションで必要なのは、正しく読んだり、聞いたりした内容を理解して、自分の言葉で表す力。まさに、国語の勉強そのものです。

他にもある国語の力

これまで見てきた読解力、表現力、論理的思考力、コミュニケーション能力の他にも、文部科学省では次のことを深めることを目標にしています。

  • 想像力

  • 言語感覚

  • 国語に対する関心

中・高学年になると後回しにしがちな国語ですが、しっかり学んでいきましょう。

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