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硬式テニスのトロフィーポジションにおける骨盤の過度な前傾の原因となる筋肉評価チェックリスト

硬式テニストレーナーの若手が悩む問題にて現場のトレーナーのスキルを引き上げる勉強会

今回はトロフィーポーズで発生する骨盤の前傾が強い選手の肉体改造のポイントと
自分が頭の中で何思いつく筋肉について

チェックリストは現場で使えるのでコピーして持っていこう

硬式テニスのトロフィーポジションで、骨盤が安定せず前方への過度な傾斜が見られる筋肉の原因

チェックリスト

⬜︎  腸腰筋の弱さまたは疲労
腸腰筋が弱いと骨盤の前傾を制御できず、前方への過度な傾斜が起こりやすい。

⬜︎  大臀筋の筋力低下
大臀筋が弱いと骨盤の後方への引きが不足し、前方への過度な傾斜を防ぎにくくなる。

⬜︎  腹直筋の筋力低下
腹直筋が弱いと骨盤前傾を制御する力が不足し、過度に前傾する可能性がある。

⬜︎ ハムストリングスの硬さ
ハムストリングスが硬い場合、骨盤を後傾方向に引く力が弱まり、前傾を助長する可能性がある。

⬜ 腰方形筋の不均衡
腰方形筋が左右で不均衡な場合、骨盤の安定性が低下し、前方への傾斜が生じやすくなる。

これらの筋肉が正常に機能しない場合、骨盤の前方傾斜が過度に進み、トロフィーポジションでの安定性が損なわれることがあります。

硬式テニスの選手でサーブ時に腰痛・股関節が痛いなど訴えがある場合は、必ずラケットを持ってきてもらいサーブ動作の確認をすることで原因が絞りやすくなる。
わからなければ5項目のMMTを行ったり、トロフィーポーズにて筋肉の触診などをすることをお勧めします

                理学療法士x JTACTT テニストレーナーSHIN

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