進次郎の労働市場改革は 改革のための改革でしかない
自民党の総裁選で、小泉進次郎が「労働市場改革」と言うのを自分の政策の中心に掲げたものだから、いきなりこれが総裁選のメインテーマになっちゃったね。
多分竹中平蔵のところに何を中心に主張したらいいですか?と聞きに行って、その答えがこれだったんだろうね。
そして、この労働市場改革と言うのは、首切り改革なのかとみんなから一斉に反発されて、そうじゃないともう腰砕けになってしまったね。
総理になって1年以内にダッチロールするかなと思っていたけれども、すでに総裁選でつまずいてしまったよ。
ほんとに自分の頭で考えてないから、人に言われたことの受け売りで生きていけると思っている甘さがもう出てきたね。
だけど、これは、国民が求めているものでも何でもないと思うよ。今1番苦しんでいるのは、労働力不足だからね。
今一番ほんとにやらなきゃいけないのは、介護現場とか、トラックドライバーとか、労働集約的な仕事の働き手不足をどう解消するかと言う問題だよ。
これでは実質上答えは1つしかないよ。つまり、外国人労働者をもっと受け入れると言うことだよ。
だけど、そうすると川口市のクルド人問題みたいで、犯罪者がたくさん入ってくるとか、文化的な摩擦が起きるとか、拒否感が強いからね。
これをまともに言ったら、保守の人たちから袋叩きにあって、総裁当選なんて無理だからね。
だから、日本の選択としては、このまま労働力不足に我慢して、ズルズルと経済力の衰退に甘んじて、人口7000万人位の国になるまで落ちていくのを受け入れるしかないだろうね。
それともアメリカ型みたいに移民を大胆に受け入れて、経済力を維持しつつ、日本人と外国人の共生を取る道を選ぶかどちらかだろうね。
だけど、先進国型になれば、当然少子高齢化するわけだから、やはり移民を受け入れてでも、労働力を確保したいと言うふうに国民の合意が動いていく可能性の方が高いだろうね。
そうなると、外国人といっても、モラルの高い人ばかりじゃないから、日本人の基準に合わせてもらわないといけないし、かなり厳しめの取り締まりもやらなきゃいけないよ。
だけど、それをやると、朝日新聞とかが、外国人差別だとか騒ぐからできないというのが本音だろうね。
そこで警察が、外国人に対して厳しめの取り締まりも出来るように、例えば、外国人統合法みたいな法律も新設して、警察が厳しく、取り締まるための法的根拠も作ってあげないといけないと思うよ。
人権と言ったって、絶対の普遍的なものではないからね。その人の文化レベルに応じたものでいいんだよ。
どっちにしろ、この自民党の総裁選のテーマになっている、労働市場の改革と言うのは、国民のニーズでも何でもないし、ただの竹中平蔵の受け売りだろうね。
こういうものを改革のための改革とでも言うんだろうかね。とにかく自民党には本音で語れる人がいないと言う事はハッキリしたんじゃないのかね。