勤勉な人は天国に行ける 闇バイトを根絶するにはこれしかないと思うよ
最近闇バイトで捕まる若者が多いね。昨日のNHKのニュースだと30人いっぺんに捕まったそうだよ。
本当に悲しいことだよね。サラ金の借金があるから、高いバイトを探したと言うことを動機として言っていたけどね。
やっぱり犯罪に手を染めるよりも、コツコツ働いて借金を返すのが王道だとは思うけれども、もうそんなことを教えてくれる人もいないんだろうね。
そこで思い出すんだけれども、やっぱり二宮尊徳さんの教えに戻るしかないのかもしれないね。
この人は積小為大と言うことを行った人だよね。
例えば自分は貧乏でお金もないんだけれども、誰も使っていない小さな空き地を見つけて、そこに誰かが捨てていた稲の苗を植えて、本当に小さなプラスを生み出すというところから始めた人だからね。
誰も見向きもしないようなくだらないものでも、しっかりと心を込めてやれば、やがて大きくなると言うことだよね。
二宮尊徳が、この積小為大と言うことに気がついたのは、あるお坊さんから観音経について勉強したことがきっかけだったと言うからね。
やっぱり仏教の極楽地獄の教えから、真面目に働けば地獄に行く事はなく、天国に入れるんだと言うことを自分で体得したんだろうね。
共産主義と社会主義は勤勉に働くと言う命令はできるけれども、勤勉に働く理由を説明することができないからね。
やっぱり勤勉に真面目にコツコツと働くと言う事は宗教からしか出てこないみたいだね。
そういえば、キリスト教でも、マックスウェーバーと言う人が「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」と言うのを書いているけれども、このプロテスタンティズムの倫理の元になったのは、リチャードバクスターと言うイギリスのピューリタン革命の時代の牧師さんだよ。
当時はイギリスの王様が牧師を任命していたので、怠けてサボる牧師も多かったんだよね。
ところが説法もできないような怠けた牧師では我慢できないと言う、真面目な民衆が多くて、そういう人たちを対象に自主的に集まって、説法を聞かせると言う人たちも出てきたんだよ。
それがピューリタンの始まりだよね。リチャードバクスターは勤勉に真面目に働くことと、酒を飲みすぎないことを天国に入る条件にして、人々から人気を博したんだよ。
リチャードバックスターはこう言ってるよ。
職業生活において勤勉になりなさい。怠けてはなりません。家族との関係においても同じです。親であれば子供たちの魂についてどのような責任があるかを知りなさい。経営者であれば従業員に注意を払い、神に対して義務を果たすと同じように、従業員の魂の利益のために義務を果たし、従業員に忠実になり、心を砕きなさい。このようにやって信仰の命は多くの多くは家族の中で保たれるのです。
仏教でも善因善果悪因悪果がと言うけれども、やっぱり悪いことをしたら、地獄に行くというのが、どの宗教にも共通する考え方だよね。
そしてコツコツ勤勉に働けば、自分も少しずつ豊かになるし、家族を養えるし、さらに経営者になれば従業員を食べさしていくことができるからね。
日本は戦後政教分離と言って、宗教をまともに学校でも教えないし、テレビでもしっかりと教えの中身を紹介することがなかったけれども、そろそろ曲がり角を迎えているね。
憲法9条の戦争放棄も変えなきゃいけないけれども、憲法20条の政教分離もそろそろ見直さないといけないね。
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