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希望実現の法則 何があっても念い続けることだよ

普段自分が何を考え続けているかと言う事は、あまり意識している人が少ないかもしれないね。

だけど、思った以上に実現しないと言う通りに、未来に起きる事柄と言うのは、それを強く思った人には、やはり実現する可能性が高いからね。

そう考えると、希望を常に思い続けると言う事は、幸福な人生を自分の力で実現するためにもやっぱり必要だよね。

そこで大事な事は、やっぱり大きな理想を描いてみると言うことだと思うんだよ。

年収が1000万円を超えたらいいとか、そういうことも確かに必要かもしれないけれど、もうちょっと大きく家族の事や、会社の事や、社会や日本のことも考えてみると、もっと大きな成功につながるかもよ。

そこで参考にしたいのが南北戦争を戦ったアメリカのリンカーン大統領だよ。

リンカーンは奴隷を解放するために南北戦争を戦ったと言われてるけど、それ以上のものがあったと思うよ。

それはアメリカの民主主義を、世界のお手本にして広げていきたいと言う、世界変革の理想だよ。

有名な「人民の人民による人民のための政府」とあるように、こうした本当の民主主義政治がこの地上世界から消えてなくならないようにするというのがリンカーンの願いだからね。

当時は黒人奴隷をアメリカに輸入する事は禁止されていたんだけれども、恐ろしいことに黒人のブリーダーというのがいたんだよ。

まるで犬や家畜のように、たくさんの子供を生ませて育てて、それを売り飛ばすと言う人間とは思えない極悪非道の仕事だよ。

リンカーンが特に問題視していたのは、こうしたブリーダーがお金にものを言わせて、奴隷所有を認める州を新しく作っていく方向にアメリカが流れていたことなんだ。

アメリカの独立戦争は、北部の奴隷を認めない州と南部の奴隷を認めている州が協力して戦ったから、憲法には奴隷については現状維持になっていたんだね。

リンカーンはそれ自体は認めてはいたんだけれども、これ以上ブリーダーたちの財力によって、奴隷州の拡大が行われると、アメリカの民主主義は有名無実化すると判断したんだね。

そこで大統領選に出馬して、見事勝利をしたんだけれども、リンカーンの当選を奴隷制の廃止そのものと関連付ける南部の人たちが、軍事行動に出てきたわけだよ。

南北合わせると60万人以上の犠牲者を出しながらも、最後まで理想を貫いたリンカーンの思いの力と言うものには、やはりすごいものがあるよ。

今現在、民主主義国と言うのは世界の3分の1はあるし、日本もその恩恵を被っているからね。

思っていることが、たとえ生きている間に実現しなくても、それが多くの人々の幸せや自由や喜びにつながるものであれば、少々の批判は覚悟の上で、行動しなくてはいけないと言うことを、教えてくれるね。

思い続けることが実現すると言うのは、やはり人間にとって希望そのものだし、1種の希望の法則だと思うね。

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