勧善懲悪を描いた八犬伝こそ真実の世界だよ
役所広司さんが滝沢馬琴を見事に演じた八犬伝を見たよ。
これは素晴らしい映画だよ。ラストでは思わず涙したね。
善は栄え悪は滅びると言う勧善懲悪が人間の生きる世界の真理であることが見事に描かれていたよ。
特にラストが素晴らしいね。
最後に滝沢馬琴が死ぬんだけれども、あの世からのお迎えに八犬伝の剣士たちがお迎えに来てくれるんだよ。
まさにこれこそファンタジーの真髄だと思うよ。
こんな映画をしっかりと子供の頃に見せておけば、闇バイトに走ることもないと思うけどね。
それから馬琴のお嫁さんを演じていた黒木華 さんがまた素晴らしいんだ。
ほとんど読み書きができないんだけれども、目が見えなくなった滝沢馬琴に代わって、書き起こしをやるんだよ。
その苦労しながらも、義理のお父さんのために必死になって頑張る姿を、見事に黒木華さんは演じていたね。すばらしいよ。
とにかくこの映画は、日本人全員が見た方がいいかもよ。
カスタマーハラスメントなんて本当にこの映画から見たら恥ずかしいことだよ。また闇バイトもこの映画を見ていればやることもなくなると思うよ。
こんな映画を待っていたんだよ。もっと悪は滅びると言う映画をしっかりと作って欲しいね。