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アボカドを作りすぎているメキシコ 関税で正常化するよ
いよいよトランプさんがメキシコとカナダに25%の関税をかけるね。とても良いことだよ。
メキシコのアボカド農家が打撃を受けると騒いでいるけれど、そもそも作りすぎなんだよ。
メキシコのアボカドの9割は輸出用だしね。
これは昔の植民地と同じだよ。
昔のインドなんか、お茶をいっぱいイギリスに作らされていて、肝心のお米はミャンマーから輸入していたんだよ。
そのミャンマーのお米もイギリスが作らせていたわけだよ。
これが国際経済の始まりだけど、もともとイギリスの利益のためだけに作られていたわけだからね。
そしてちょっと天候不順があったりすると、途端に飢饉が起きるんだよ。
だからトランプさんが関税でアボカドが打撃を受けるので、ちょうどいいんだよ。
それにアボガドばかり作ったら、連作障害が起きて、結局は荒れ地になってしまうしね。
フロリダのオレンジなんかも、今は病害が増えて、生産量が落ちてるらしいしね。
もっと多角的な農業やることが必要だと思うよ。
それにアボカドの畑になっているところは、もともと自作農家が、とうもろこしを作ったりしていたところだよ。
それを輸出企業が土地を買い占めて農家を追い出して、全面的なアボガド畑にしてるんだと思うよ。
これは昔イギリスであった、囲い込みと同じだよ。
産業革命のときの囲い込みは、北米大陸で毛織物の需要が高まって、輸出用の織物を作るために、羊の飼育を増やす必要があったわけだよ。
そのために零細な農家は追い出して羊の放牧地にして、追い出された人たちはロンドンに流れ込んで貧民になったわけだしね。
貿易が黒字になったり、輸出産業が成長したりするのは、決して幸福とはイコールじゃないんだよ。
数字ばかり見ていたらだめだと思うよ。
その地に住んでいる人が幸福になりつつ、その幸福の結果を他の国にも輸出して、他の国の人も幸福にするという、幸福の好循環が必要だと思うけどね。