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目標のない人には、失敗もなければ成功もない
石破茂さんが意外に検討してるね。
トランプさんとの会談も無難にこなしたし、国会運営では維新と国民を両方取り込むという珍しいテクニックを使ってるよ。
どうしてかと考えてみると、この人はもともと首相を目指していると公言していたからね。
何度も総裁選には出馬したし、安倍首相の最大のライバルでもあったからね。
不遇な時代もあったけれども、あきらめずに首相になるための準備や勉強をコツコツ積み上げてきたのが効いているんだと思うよ。
トランプさんとの会談では、無人戦闘機の共同開発を提案したし、軍事オタクだから、トランプさんから「よくそこまで知ってるね」と驚かれたと言われていたしね。
首相目指して、コツコツ勉強し続けたから、知識量が多くて、失言が少ないんだよ。
やっぱり首相を目指して目標を立てたのが良かったんだよ。ブレずにコツコツと1人で孤独でも勉強したのが今役に立ってるんだよ。
特にこの人は尊敬してるのが田中角栄さんだからね。
財務省に政策を丸投げせずに、減税や教育無償化でイニシアチブを取ってるんだよ。
もちろん教育無償化は、やるべきじゃないと思うけどね。
あれは単なるバラマキだよ。ただになったら、学力はもっと下がっていくと思うよ。ただより安いものはないからね。先生のやる気だって出てこないよ。
話は目標を立てることに戻るけれども、目標というのは、やっぱり人の幸福や世界の平和とつながっているのがいいね。
ただの数字だけの目標では、やっぱりダメだと思うよ。その典型がユニクロだけどね。
売り上げ売上高3兆円を目指しているらしいけど、そのためにウイグル人の奴隷労働を使っているとなったら、後ろ指をさされても仕方がないよ。
中国で作って日本の裁縫工場を潰すし、税金も払わないし、売国企業と言われても仕方がないからね。
イーロンマスクさんも火星に移住すると言う目標立ててるけど、じゃあ地球はどうするんだと言うのは何も言ってないからね。
この辺も、目標は大きいけれども、ちょっと隙はあるよ。
目標を立てるためには、構想力が必要だし、それを実行する力と両方必要だね。
そこで参考になるのが明治維新の設計図を書いたと言われる横井小楠だよ。
この人はいち早く尊王攘夷を止めて、開国すべきだと言ったんだよ。それで恨まれたけどね。
その理由は欧米各国が戦争をしていて、植民地争奪の争いばかりしている国々だということを知ったからだよ。
科学技術や産業の力は進んでいても、人間としての心を見失っていると見抜いたんだね。
それで東洋の心の教えを使って、戦争を終わらせるために、日本が開国しなければいけないと結論づけたんだよ。
いまだに世界で民族戦争が続いてるわけだから、ものすごい先見性があると思うよ。
そしてこの戦争を終わらせるためには、日本人が天帝の天命を受けた国にならなければいけないと言ったんだね。
そしてそのために富国強兵が必要だと言ったんだよ。
これは21世紀にもつながるぐらいの、ものすごく大きなビジョンだし、目標としては優れていると思うよ。
世界のために自分は何ができるかを考えて、1つの目標を出すということは、ものすごいことだよ。
そんな日本人が明治維新の時にいたというだけでも、今の日本人は誇りを持って良いかもしれないよ。
そして、これを自分の目標設定の参考にしてもいいんじゃないのかな。