自由なくつろぎの大切さ 明日を生きるエネルギーの充電だよ
一日のうちのどこかで、くつろぎの時間って大事だよね。
人によって様々だけど、散歩やおいしいご飯を食べたり、ショッピングやゲーム、お風呂でのくつろぎ、いろいろあるよね。
アメリカの大統領のリンカーンの場合は、演劇だったんだよ。
リンカーンが暗殺されたのは劇場だったけれども、実はほぼ毎週通っていたんだね。
特にシェイクスピアが好きで、セリフも暗記して、自分で誦じたり、ちょっと演じたりすることもできたそうだよ。
戦争を指導して、奴隷の解放成し遂げるという事はものすごいストレスだからね。それに3人いた息子のうちの2人は大統領やってる間にチフスか何かで死んでしまったんだよ。
最愛の息子を失うという悲しみにも同時に耐えていたんだね。
それに、リンカーンが戦った南北戦争は合わせて60万人以上が死んだという、アメリカ最大の戦死者を出した戦争だしね。
負傷して病院にいる人たちを舞ったり、前線に出て、兵士たちを励ましたり、とにかくストレスの多い仕事だよね。
そんな時でも必ず毎週劇場に行って、演劇に没入していたとは驚きだよね。
やっぱり心を解放するために、現実から離れるという事は本当に大事なことなんだろうね。
中国の昔話にも一炊の夢というのがあって、ある青年が、道教の修行者の枕を借りて、一眠りしているうちに、自分が王様になってものすごい贅沢をしている夢を見たんだけれども、目が覚めてみれば、まだ炊きかけの粟が煮え切れない位の短い時間だったという話があるよね。
この話が言いたいのは、人生そのものが一幕の演劇のようなものだということだろうね。
結局、人生で苦しさや悲しさも、いっぱいあるけれども、この世限りのものでもあるからね。
演劇という気晴らしには、人生の儚さや、一生懸命格闘しながらも、どこかそれが一種の演技だというところを教えてくれるからいいよね。
そして運命に翻弄されながらも、懸命に生きる人たちを演劇の中で見ていると、どことなく美しく見えてくるからね。
そして自分もどうせもう少し生きるなら、美しく輝いて生きていきたいという気持ちになるから、不思議だよ。
やっぱり美しいものに触れるというのは、本当に心の洗濯になるし、ストレスの解放には、とても必要なことだよね。
大自然もそうだし、大自然から生まれた美しい食べ物や、動物や植物たちにも美しさが宿っているからね。
美しいものに触れることで、くつろぎと自由が得られるから、本当に面白いものだね。
中でも一番美しいのは、人間の心が作り出す美しさだと思うよ。
やっぱり人間と人間が出会って、そこで生まれるドラマが一番美しい気がするね。
そして、こうした美しい世界を後に残すために、今自分に何ができるだろうかと考えるところに、エネルギーがチャージされてくる感じもするしね。
人間はついあくせくしがちだけれども、やっぱり一日のどこかに、くつろぎが必要だよね。
それがきっと、明日を生きるエネルギーになっていくんだと思うよ。