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時間を味方にする成功法  ベネットの集中と思考

いつか小説家になりたいとか、書くことで生計を立てたいとか、今とは違った自分の願望実現したいとか、思っている人は多いよね。

そこで、まずは、実際に成功した人から学ぶと言うのは大事なことだと思うんだ。

その代表的な人に、イギリス人の作家でアーノルドベネットと言う人がいるんだよ。

裁判所の書記から、小説家に転身して、20世紀最大のイギリス作家と呼ばれるようになった人で、時間術を書いているんだよ。

三笠書房から出ているよ

この人の時間術と言うのは、実際に自分が使ったものだから、とても現実的で無理がないのがいいんだよね。

要点を言うと、1週間で7時間30分の時間を捻出すればいいと言うことなんだ。

そのために週6日毎日朝30分、それから1週間に3日夜90分をとると、合計で7時間30分になるんだね。

この時間を使って、自分が深めたいと思うものをはっきりさせろと言ってるんだ。

それは例えば、鉄道の始まりについてとか、原子爆弾についてとか、半導体についてとか、あるいは自由主義の始まりとか、個人主義とは何かとか、そんなものだよね。

大事な事は、方向と範囲を限定することだということを繰り返し強調しているよ。

そうしないと拡散してしまって、とても限られた時間ではできないようなことを妄想してしまうからね。ここが肝心なとこなんだと言ってるよ。

そして本を読み始めるんだけれども、一番大事な事は、思考を集中することだと言うことを口を酸っぱく言っているんだよ。

ここが時間の平等性の中で、成功できるかどうかの1番大きな境目だと言ってるよ。

考えてみると、これはものすごく大事なことだね。結局集中力があるかどうかが全てのカギかもしれないからね。

やっぱり集中力が欠けてしまうと、いつの間にかスマホをいじっていたり、何時間もゲームをしてしまったり、時間価値が低いもののほうに流れていってしまうんだよ。

この集中力を高めるために、読みながら考えることが大事だと、これもまた繰り返し言っているんだよ。

これもまたすごく大事なことだよね。

考えるからこそ、深まっていくし、繰り返し考えることで、同じような素材の中から、人が全く思いもつかないようなことが生まれてくるからね。そしてこれが人に読んでもらったりする値打ちにつながっていくんだと思うよ。

ベネットはお金と言うのは金貨のようなもので、1日24時間、朝起きたときに24枚の金貨が天から降ってきたと思うべきだと言ってるよ。

ここここもものすごく大事だと思うんだ。自分の時間だと思えば、何に使っても勝手だろうと思うけれども、天から降ってきて与えられた時間だと思えば、やはり大事にしなくちゃいけないよね。

これはいわゆる神様を信じるとか、信仰心と関わってくる部分だけれども、やっぱり与えられていると言う感覚がある人は、勤勉になっていくし、どうやって無駄なことをやめようかと考えるからね。

このベネットの方を翻訳した渡部さんは、別の本の中で、イギリスが衰退したのは、勤勉の精神がなくなったからだと言ってるけど、全くその通りだね。

時間術に興味を持つと言う事は、結局勤勉の始まりだし、それ自体成功の第一歩としてとても大事だね。

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