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考え方が自分の未来を決める 才能でも環境でもないよ

資格とかスキルとかに、こだわる人は多いけれども、自分が持っている考え方のクセに注意を払っている人というのは、あまり見たことがないね。

だけど、幸福と不幸を分ける人生の選択の奥にあるのは、その人の考え方だからね。

やっぱり運が悪いのは、考え方の中に悪いクセがあるんだけれども、気づいていないんだよ。

これは結構難しいよ。幼少期に刷り込まれているからね。

人気アニメの「推しの子」の主人公の星野愛ちゃんも、子供の頃から人を喜ばせるために嘘をつくのが習慣になっていたね。

そして、人を喜ばせるためについた嘘は、いいものなんだと自己正当化していたね。

これが考え方のクセだよ。繰り返し自己正当化して一旦身に付けてしまうと、無意識のうちに繰り返すんだよ。

愛ちゃんも、人を喜ばせるためだと思ってやっているうちに、だんだんと矛盾が大きくなっていったね。

そして騙されたと思って恨む人も出てくるわけだよ。

やっぱり正直な人間でないといけないけれども、黒川あかねちゃんがその典型なんだろうね。

努力家で、コツコツ積み上げるタイプだし、人の信用を大切にしてるからね。

演じる役柄の人間性や考え方を深く分析して役作りをするというのは、俳優としてなすべき王道の努力だしね。

そこには自己正当化という考え方の悪いクセが入り込む余地がないんだよね。

正直不動産の山pみたいなもんだよ。

山pも嘘をつけないということになってしまったんだけれども、それが長い目で見て信用につながっているわけだからね。

結局考えの悪いクセというのは、誠心誠意、人のことを考えて行動しなきゃいけない時に、自分の利害がどうしても先に出てしまうということだろうね。

そういう人が9割以上ではあるけどね。

だけど、いつも、自分のためとか、自分可愛いさで動いている人が、どんなに熱心に仕事をしたとしても、一定以上は大きくならないと思うよ。

だけど、なかなかこれは修正できないんだね。

時代のせいもあるよ。ここ30年ほどグローバリズムが中心だったからね。

新自由主義というのは、結局個人の自由を最大化するものだしね。

個人が自由であることを絶対の善にしているから、人のことを考えて、世の中や社会のために尽くすことで、自分の仕事が大きくなるという発想がなかなか出てこないんだよ。

これは、他の人に対する無関心を助長するから要注意だね。

結局、考え方が自分の未来を決めるというのは、自分も他人も幸福になるような考え方をしているかということだよね。

仏教的には、中道と言うんだけれども、極端に自分のためでもなく、反対に自己犠牲的でもなく、自分が成長することが、人の為にもなるように日ごろから気をつけるということだろうね。

簡単なように思えるけど、実は、これが自分の未来を決めていると思うよ。

たとえ、どんなに才能があっても、人の応援や押し上げなしに大きくなることは、結局、できないからね。

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