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USスチール買収失敗 求められる自助努力の精神
新日鉄のUSスチール買収が失敗したね。
株式の過半数を持てなくなるということは、新日鉄にとって、計画は白紙だよ。
逆にUSスチールにとっても、決して平坦な道のりではないよ。
まず新日鉄は、自動車等に使う鉄鋼の最先端技術を、USスチールに提供することがほぼできなくなったんだよ。
その結果、USスチールは、自助努力によって技術開発をしなきゃいけないし、そのための投資もしないといけないね。
もちろんライセンスで技術を提供してもらうこともできるけど、お金はかかるよ。
そのためにトランプさんは鉄鋼に高い関税をかけて、USスチールが成長できる市場を作ってくれたしね。
これは結局、これからの製造業が自助努力の精神で、もう一度自力で技術開発をしていかないといけないということだよね。
これは新日鉄にも言えることだよ。
新日鉄の場合は、日本の市場を魅力あるものにするように、努力しないといけないんだよ。
そのために日本政府に働きかけて、鉄鋼にアメリカと同じように、高い関税をかけてもらうように働きかけないといけないんだよ。
これも一種の自助努力だからね。
そもそも新日鉄の首脳陣は、日本の市場に成長性がないと思ってるところが間違いなんだよ。
人口が1億人以上いるわけだから、工夫次第でいくらでも成長できるんだよ。
成長しないのは、中国の安い工業製品を入れて、国内産業をつぶしているからだよ。
だから所得も伸びないし、所得が伸びないから少子高齢化が進むんだよ。
日本政府は、自分の国がさらに発展するという将来ビジョンを国民に見せなきゃいけないし、それを確信させる説得力を持たなきゃいけないんだよ。
その説得力の根源にあるのは信念だよ。
信念を持って、この国をさらに発展させると言う、メイクジャパングレイトagainを発信しないといけないよ。
これを自らやってのけたトランプさんを見習うべきだし、自助努力の精神で頑張る国民にならないといけないよ。
やっぱり福祉重視のもとに、生産性のない、ばらまきをやってちゃいけないよね。