継続は力なり 自分独自の世界を生み出せるよ
これまでは手早く、手短にやるようなインスタントのものが当たり前だったけれども、これからは逆にじっくりと寝かせた、継続の力の賜物のようなものに値打ちが出てくる気がするんだよ。
ちょっと前で言えば、イチロー選手なんかはやっぱりそうだよね。
この人が継続の天才だと思うよ。
小学生から、ずっとルーティーンでバットを毎日振り続けてるわけだからね。
努力をやめたら、ただの人になると自覚しているから、現役時代は国民栄誉賞も辞退してたよね。
そして、イチロー独自の世界があるよね。
大体、転落の始まりというのは、今まで継続してやっていた、めんどくさい作業をやめたりする時だよ。
だから何か達成した後というのは、逆に怖いんだよ。
英検の一級を合格したりしても、そこで努力を止める人も結構いるからね。
受験なんかは特にそうだよ。合格したところが終わりだと思う人が9割以上だと思うよ。
だけど、そこが始まりなんだよ。
成功した後もますます継続して努力する人のことを勤勉な人と言うからね。
大体こういう人は、すきま時間を使うことに頭を使ってるんだよね。
そこで継続した努力を続けていくと、何が違うからだけれども、やっぱり精神力が段違いに強くなると思うよ。
粘り抜いて努力をし続けた人は、独特の世界を作り出す力が出てくるんじゃないだろうか。
例えば、画家のピカソだよ。
青の時代とか、キュービズムとか、鍛錬に鍛錬の重ねた上で、自分にしか作り出せない独自の世界を生み出しているからね。
この独自の世界まで到達すると、心から愛してくれる人とかたくさん出てくるだと思うよ。
最近見た映画で、シャボン玉飛んだとか、てるてる坊主を作った作曲家の中山晋平の伝記映画があったけど、感動して泣いたよ。
東京音頭とか、独自の世界を作る人なんだよ。
そしてそこに愛があるんだよ。
多くの人を楽しませたり、このような苦しみを忘れさせたりするために、惜しげもなく、才能注ぎ込んでるんだ。
そして、中山晋平の才能を伸ばしてあげようと多くの人が協力してくれるんだよ。
奥さんなんかも、病弱で体が弱いんだけれども、中山晋平の作曲を助けてあげられるだけで、幸せだという感じなんだよ。
この人は生涯で2000曲作ったと言われているからね。
まさに継続は力なりの人だよ。
人気の秘訣は、これからは継続の力に求められるようになるトレンドがますます強くなる気がするね。
これは長くやらなきゃいけないから、真似がしづらいしね。
研究の余地はたくさんあると思うよ。